「誰一人取り残されないデジタル社会の実現について」など3つのテーマについて意見・アイデアを募集している(5月5日まで)
「デジタル庁」は、立ち上げと同時に「組織情報」や「政策」「大臣記者会見」の会見要旨、動画へのリンクなどを公開する公式サイトをオープンした。それらメインコンテンツの一つ「デジタル庁に声を届ける」として、意見募集プラットフォーム「デジタル庁アイデアボックス」を開設した。
内閣官房 IT担当室内に設置したデジタル改革関連法案準備室による意見募集の試み「デジタル改革アイデアボックス」、デジタル庁設立後の「PoliPoli Gov(β版)」での実証事業を経て今回オープンした「デジタル庁アイデアボックス(https://digital-agency.ideabox.cloud/)」では、現在、21年6月に策定した「デジタル社会の実現に向けた重点計画」の改定の検討材料として、「誰一人取り残されないデジタル社会の実現について」「スタートアップ企業の創出・成長について」「その他、豊かなデジタル社会の実現に向けて」の3つのテーマで意見・アイデアを募集している。募集期間は4月15日~5月5日。
アイデアやコメントの投稿、投票にはユーザー登録・ログインが必要だが、ユーザー名以外は一般公開されない。デジタル社会の実現に向けた重点計画では、目指すビジョンとして「一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会」を掲げ、デジタル社会(インターネットやスマートフォンを活用した、原則オンライン上で手続きが完結する社会)に必要な共通機能の整備・普及を土台に、「国・自治体」「準公共」「民間」において、これまで紙ベースだった各種手続きや相談・連絡(通知)のオンライン化・デジタル化を推進していく。
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