マルコス・ジュニオール(横浜F・マリノス) (C)J.LEAGUE

ベトナムの地でさらにタフに、より結束力を高めた横浜F・マリノスが日産スタジアムに帰還する。『AFCチャンピオンズリーグ』グルーブHを1位突破して、『2022明治安田生命J1リーグ』第12節・名古屋グランパス戦を迎えるのだ。

序盤は苦しんだ。地元のホアンアインザライとの『ACL』第1節は高温多湿の東南アジア特有の気候に悩ませられたが、レオ・セオラのセットプレーからの2ゴールを2-1と守り切ると、第2節は全北現代にPKを献上して0-1で痛い星を落とした。第3節・シドニーFC戦は一進一退の攻防を繰り広げながら、終盤81分に途中出場の角田涼太朗が混戦の中から押し込んで1-0で勝点3を手繰り寄せると横浜FMが覚醒した。

3日後のシドニーとの再戦ではフィールドプレイヤーを総入れ替えして3-0。しかも63分に角田が不可解な一発レッドを受けたにもかかわらず、追加点を奪い勝負を決めたのだった。第5節・ホアンアインザライ戦は自陣からビルドアップするアタッキングフットボールと蒸し暑さをものともしないハイプレスがハマった。得点は10番マルコス・ジュニオールのPKとCKからのCB畠中槙之助のヘディング、内容も見事だった。最終節は全北現代と1-1に終わり、4勝1分1敗の首位でノックアウトステージ進出を決めたのだった。ケヴィン・マスカット監督は「このベトナムの地でもマリノスのアイデンティティを信じて選手たちがピッチで表現してくれた。本当に選手たちを称えたい。素晴らしいサッカーを見せてくれた」とグループステージを総括した。横浜FMはフィールドプレイヤー23名がピッチに立ち、誰が出ても高い質を見せ付けた。

対する名古屋は停滞したまま。第9節・鹿島アントラーズ戦から3バックに変更し、続くFC東京戦と2試合連続スコアレスドロー。第11節・ジュビロ磐田に逆転負けを喫すると、京都サンガF.C.戦はマテウス・カストロがタイトな角度をものともしないFKを決めたが、直後に同点とされる。終盤に怒涛の攻撃を見せるも2点目が遠く、1-1で試合終了。5試合勝利なし、ゴールはマテウスの2得点のみと深刻な決定力不足に陥っている名古屋は浮上のキッカケを掴めないまま。

リーグ戦の通算成績を振り返ると横浜FMの24勝15分23敗、直近10試合でも名古屋の4勝3分3敗とほぼ五分の星を残している。

果たして、横浜FMが『ACL』の勢いそのままに勝点3を獲得するのか、名古屋が1か月ぶりとなる白星を飾るのか。『明治安田J1』第12節・横浜FM×名古屋は5月7日(土)・日産スタジアムにてキックオフ。当日は「F・マリノスキッズスタジアム」と題してゴーカートや新しいふぁふぁ、巨大すべり台など無料で楽しめる過去最多数の巨大遊具がずらり。チケットはチケットF・マリノス(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。

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