行動規制が久しぶりに解除されたゴールデンウィークを全力で満喫したのに、まだまだ遊び足りない、もっとワクワクしたいといった想いながらGWロスに陥ってはいないですか? そんな人は映画館に行こう!
何しろ、2022年の映画界はGW後も映画館の大スクリーンと大音響で観るべき超大作、話題作が目白押しなのだ。
そこで、このコラムでは映画館で観るべき注目の6作品を、なぜ映画館で観るべきなのか? といった理由と見どころにポイントを置いてド~ンと紹介。
この6作品を家族や友だち、パートナーと一緒に観れば、まだまだ盛り上がれるに違いない!!
GWロスを吹き飛ばす、大スクリーンで観たい映画6選
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』 公開中
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(21)にも登場した、元天才科学者にして最強の魔術師ドクター・ストレンジの活躍を描くマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『ドクター・ストレンジ』シリーズ第2弾。
時間と空間を操る自らの禁断の呪文によって、“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開いてしまったストレンジ。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、ストレンジはかつてアベンジャーズを脅かすほど強大な力を見せたスカーレット・ウィッチことワンダに助けを求める。
だが、彼らの力だけではもはやどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。しかも、驚くべきことに、その宇宙最大の脅威はストレンジとまったく同じ姿をしていて……。
ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチ、ヒロイン・クリスティーン役のレイチェル・マクアダムスといった前作のキャストが再集結。
さらに、物語を鍵を握る新キャラクター=アメリカ・チャベス役でソーチー・ゴメス、スカーレット・ウィッチ役でエリザベス・オルセンが出演。果たして、“マルチバース”とはいったい何なのか!?
『スパイダーマン』3部作(02、04、07)のサム・ライミ監督が放つ時間と空間を超越したその未曾有の世界、魔法を使った多次元を股にかけた想像を絶するバトルが大迫力!
映画館の大スクリーンに開かれたマルチバースの世界に飛び込んで、宇宙の脅威の謎を暴いてみよう!!
『シン・ウルトラマン』5月13日(金)公開
日本を代表する特撮ヒーロー“ウルトラマン”を『シン・コジラ』(16)の庵野秀明の企画・脚本、樋口真嗣の監督でリブート!
巨大不明生物【禍威獣】が次々に現れ、その存在が日常となった日本。通常兵器がまったく役に立たず、限界を迎えた日本政府は、禍威獣対策のスペシャリストを集結し、【禍威獣特設対策室】通称【禍特対(カトクタイ)】を設立する。
そんなある日、大気圏外から銀色の巨人が突如出現。禍特対の報告書には【ウルトラマン(仮称)、正体不明】と書かれていたが……。
“ウルトラマンに変身する”禍特対の作選立案担当者・神永を斎藤工が演じ、相棒となる分析官の浅見役で長澤まさみが共演。
さらに西島秀俊、有岡大貴、早見あかり、田中哲司ら豪華実力派キャストが禍特対の隊員役で、誰も観たことがない“空想科学特撮映画”の世界を生きている。
果たして、誕生から55年もの長きに渡って愛され続けているヒーローが、どんな形でいまの日本に蘇るのか?
現代社会とも交錯するリアルな人間ドラマ、『シン・ゴジラ』で立証済みのスリリングな怪獣バトル、庵野ワールドならではの独自の世界観に今回も圧倒されること間違いなし!
映画館の暗闇に身を任せ、自分も禍特対の一員になったつもりでそのリアルな没入感を体験して欲しい!!
『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』5月20日(金)公開
同名の人気コミックを実写化して大ヒットした『鋼の錬金術師』(17)の待望の続編が、連載20周年の新プロジェクトとして、原作の最終話までを二部作連続公開で描く完結編として登場!
その先陣を切る「復讐者スカー」は、原作でも人気のキャラクターである“傷の男(スカー)”をめぐる物語。
人体錬成の失敗で失った身体を取り戻す旅を続けるエドとアルの兄弟は、国家錬金術師を狙った連続殺人事件が相次ぐ中央(セントラル)を訪れる。
犯人は、額に十字傷があることから“傷の男(スカー)”と呼ばれる謎の男。復讐心だけで動く彼に兄弟も命を狙われ、機械鎧(オートメイル)を破壊されてしまうが……。
主人公のエドを前作に続いてHey! Say! JUMPの山田涼介が演じ、エドとアルの幼馴染みで機械鎧技師のウィンリィ役で本田翼が続投!
本作の鍵を握るスカー役で新田真剣佑が怪演し、大総統キングブラッドレイ役の舘ひろし、シン国第十二皇子リン・ヤオ役の渡邊圭祐、リンの護衛ランファン役の黒島結菜らが新たに参戦しているのも大きな話題だ。
そんな豪華キャストが全力で激突する本作は、激走する列車で炸裂する冒頭の肉弾バトルからエドとスカーがガチで対決するクライマックスまでド派手なアクションが連続!
その迫力と興奮、感動を映画館の大スクリーンと大音響で体感したい!!