NTTジャパンラグビー リーグワン 2022 第16節・埼玉ワイルドナイツ×クボタスピアーズ船橋・東京ベイより (C)JRLO

勝負の第2ラウンドだ。最終節に続き、『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022 プレーオフトーナメント』準決勝で2位埼玉ワイルドナイツと3位クボタスピアーズ船橋・東京ベイが連戦に臨む。第16節では残り10分まで同点だったが、埼玉WKが3トライを畳み掛け35-12で勝利した。5月20日のメディア対応でフラン・ルディケHCは次のように勝敗のポイントを口にした。

「前回はチャンスをモノにできなかった。ボールを確保できるか、ゲインラインをどれだけ取っていけるか、モーメンタムをどれだけ生んでいけるか、ラックスピードをどれだけ速くできるか。ゲインラインを超えて前に出られれば、自分たちにチャンスがある」

指揮官は戦線復帰したSOバーナード・フォーリー、CTBライアン・クロッティらに期待を寄せた。
「彼らは判断力もあるし、チャンスをモノにする能力も長けている。彼らが戻りファンタスティックな気持ち」

そのクロッティとPR海士広大は準決勝へ向けて、こう意気込みを語った。
クロッティ「最後取り切る遂行力が鍵になる。いいキャリーをできれば、前へ出ることができる。ラックからクイックボールを出せれば、相手の守備をセットする時間はない。そういう基本的なことをやっていくことが大事」
海士「前回はスクラムでプレッシャーを受けてチームの足を引っ張ってしまったので、今週は逆にスクラムでプレッシャーをかけるぐらいの準備をしてきた」

試合登録メンバーは以下の通り。
【埼玉WK】
1稲垣啓太、2坂手淳史、3平野翔平、4ヒーナン ダニエル、5エセイ・ハアンガナ、6ベン・ガンター、7ラクラン・ボーシェー、8ジャック・コーネルセン、9小山大輝、10山沢拓也、11マリカ・コロインベテ、12ハドレー・パークス、13ディラン・ライリー、14竹山晃暉、15野口竜司、16堀江翔太、17クレイグ ・ミラー、18ヴァル アサエリ愛、19マーク・アボット、20大西樹、21高城佑太、22ヴィンス・アソ、23山沢京平

【S東京ベイ】
1海士広大、2杉本博昭、3北川賢吾、4デーヴィッド・ブルブリング、5ルアン・ボタ、6トゥパ フィナウ、7ピーター・ラピース・ラブスカフニ、8ファウルア・マキシ、9谷口和洋、10バーナード ・フォーリー、11木田晴斗、12立川理道、13ライアン・クロッティ、14根塚洸雅、15ゲラード・ファンデンヒーファー、16ジャバ・ブレグバゼ、17山本剣士、18オペティ・ヘル、19ヘル ウヴェ、20青木祐樹、21藤原忍、22テアウパ シオネ、23金秀隆

果たして、埼玉WKが連勝を飾るのか、S東京ベイが借りを返すのか。“5月29日(日)・国立・決勝”へ駒を進めるのはどっちだ。『NTTトップリーグ プレーオフ』準決勝・埼玉WK×S東京ベイは5月22日(日)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。チケット発売中。試合の模様はBS日テレにて生中継。決勝のチケットは5月23日(月)一般発売。