●新Mac OS Xの名称は「Mavericks」
さて、Mac OS Xの最新バージョン、10.9も発表になりました。いろいろ噂されていた名称ですが、「Sea Lion」ではなく「Mavericks」に。ロゴもこれまでのネコ科の動物ではなく、シンプルな「X」のロゴになりました。
デザイン的にはあまり変わっておりません。しかし、機能的にはいろいろと向上しています。特にFinder周りの機能向上がいい感じ。
Finderにタブが標準搭載。これにより、1つのウィンドウで複数のフォルダを切り替えて使用することが可能となります。ファイルのコピーや移動も楽に行なえます。この機能、本当に欲しかった。僕は「XtraFinder」というフリーソフトを使ってタブ化していましたが、新OSではもう不要なんですね(涙)。
また、ファイルにラベルのほかにタグを付けることができるようになりました。タグは複数付けることができるので、ファイル管理がさらに楽になります。ファイル整理マニアの僕にとっては、とてもうれしい機能です。
カレンダーアプリのデザインも大幅にリニューアル。また、iOSに搭載されていた地図アプリ「Maps」がMacアプリとしても搭載されます。3D表示のフライオーバーに対応。ルート検索も行えます。カレンダーアプリと連動したり、調べた結果をiPhoneに送信するといったことも可能。表示はいまいちアレなところはこれまで通りですが、使い勝手という点ではかなりいいかもしれません。
CPUの使用効率が大幅にアップしていたり、マルチディスプレイ機能の向上のほか、Safariも機能がアップ。見た目はそれほど変わっていませんが、確実にOSとしての完成度は高まっているようです。
価格は未定ですが、これまで同様低価格で提供されたらうれしいですね。なお、秋ごろに発売の予定。iOS同様、こちらも早く使ってみたい!