入籍して夫婦になるけれど、別々の家に住み生活を分ける「別居婚」。

「別居してまで夫婦でいる意味があるの?」と思いますが、別居婚には夫婦が同居しながら送る結婚生活とはまた違う良さがあります。

夫婦がそれぞれ別の空間で暮らす別居婚とはどんな生活か、実際に別居婚をしている男女に聞いたメリットやデメリットをご紹介します。

「別居婚」を選んだ夫婦に聞いた!メリット&デメリット

メリット:自分のペースを崩さず生活ができる

「私が看護師でシフト制の勤務なので、普通の公務員である夫とは生活のリズムが違います。

夫は異動があって市外で過ごすことが多く、入籍したときから別居婚ですが、気を使わずお互いのペースで生活できるのはいいなと思います。

シフト制だと食事の時間もバラバラだし、起床などで夫を煩わせると思うし、落ち着かないですよね。

夫とは毎日連絡を取り合っているので寂しくないし、空いた時間にゆっくり会えるほうがストレスがないです」(女性/35歳/看護師)

どちらかがシフト制の勤務など生活リズムが違う場合は、相手に合わせるのも大変だし窮屈な思いをすることもあります。

共働きでお互いに忙しいと、生活のペースが違うことですれ違いが起こったり不満が溜まったりしても話し合う時間が作れず、夫婦の間に溝ができる危険も。

別居婚だとそのストレスがなく、会える時間を調整してふたりの時間を楽しむのも、愛情を確認できる大切な過ごし方ですよね。