撮影:中川有紀子

アイドルという設定で活動するテクノポップアーティスト、TЯicKY
テレビ朝日系列「musicるTV」の「もしかしたら売れるかもしれないメジャーデビューしてないアーティストが見れる店」コーナーでもMCのヒャダイン、綾小路翔からプッシュされ、番組主催のイベントにも出演が決まっている注目株。この夏、TЯicKYから目が離せない?

 

ライブ前のTЯicKYさんに密着!
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今日のライブは所属事務所POP☆UNITEDの主催イベントなのです。ファンの方から贈られたお花の前で(`・ω・´)
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TЯicKY:ちゃお!(´・ω・`)東京にあります「とりん星」というところからやって参りました、 アイドルという設定でお歌をうたっておりますTЯicKYと申します。わぁー!パチパチパチパチ……!

――早速なんですがTЯicKYのお住まいである「とりん星」とはいったいどこなんでしょうか?(笑)

TЯicKY:いや、僕の住んでる家とか最寄駅その辺を指します。
住所は一応東京都とりん星、千葉県隣です(`・ω・´)

――とりん星は千葉県と東京の境にあるんですか?

TЯicKY:境じゃないです(´・ω・`)東京にあります(笑)。

――それは失礼しました。どうして「アイドル」になろうと思ったんですか?

TЯicKY:最初からひとりでやってたんですけど、方向性が定まらなくて色々なジャンルをさまよっていたんです。

アイドルならひとりでやってても許されるじゃないですか。

それに楽器持たなくてもいいし、広いジャンルにも対応できるし、アイドルという設定は便利だなぁと。

ひとりでやっててもアイドルです、ジャンルが色々広くてもアイドルです、楽器持たなくてもいい、オケでやっててもいいっていう。

それはなにかと便利なのではないかと思って、アイドルを名乗りはじめました。
 

テクノポップ界の大先輩、中田ヤスタカ氏のポスターにお祈り『いつか僕もプロデュースしてください!
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――曲調は基本的にテクノポップですし、メイクもいわゆる「ヴィジュアル系」メイクではないですよね。

どうして「ヴィジュアル系シーン」と呼ばれるフィールドで活動してるのかなと思いまして。

TЯicKY:最初は「ヴィジュアル系だけは絶対行かないだろうな」とは思ってたんです。

テクノやパンク系のイベントからクラブイベント、アコースティックとか歌モノ系のイベントまでいろいろなイベントに出ていました……出たんですけど全く相手にされないんですね、ブッキングの人にもお客さんにも。

で、「もう君には出るイベントはないよ」って色んなライブハウスの人に言われて……言われ言われ(笑)。さまよい続けてですね、なぜかここに来てしまったという。

それでヴィジュアル系のイベントに出るようになったんですけど、去年『non stylish wave』というイベントで、Jin-Machineやマイナス人生オーケストラと一緒に全国を廻ったのがきっかけでいろんな人に認知されるようになったんじゃないかなとは思いますね。
(記事『サブカルV系バンド5組が集結! 『non stylish wave』レポート』参照 [ https://ure.pia.co.jp/articles/-/12024 ]