PHOTO:REIKO ARAKAWA(zoisite)

4月29日に恵比寿リキッドルームで行われた、ヴィジュアル系バンドamber grisのワンマンツアーファイナル公演のもようを写真満載でレポートします!
 

手鞠さん(ボーカル)
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wayneさん(ギター)
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kanameさん(ギター)
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殊さん(ベース)
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ラミさん(ドラム)
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「今日は最後までいっぱいお話をしたいと思います。みなさん心の準備はできてますか? 覚悟は良い? 傷ついちゃうかもよ? 傷つくのを覚悟で楽しめる? ……良かった。最後まで一緒に楽しみましょう。それじゃあ血を滴らせて遊びましょう!」
ボーカル、手鞠さんの声がフロア全体に響き渡りました。

4月29日に恵比寿リキッドルームにて行われたamber grisのワンマンツアーファイナル『creative believer』。全国9箇所を周ったツアーのファイナル公演だけあって、メンバーもファンも気合十分といった雰囲気を感じました。

アルバムと同様『fragile』からスタートし、「ただいま東京、おまたせしたね。今日は、とても素敵な夜にしましょう」とボーカルの手鞠さん。2月にリリースしたセカンドフルアルバム『AROUND CHILDREN』の楽曲を中心に、本編では23曲を披露。

数日前に機材車の盗難という「不測の事態」に見舞われてしまったamber grisですが、「野ばらの生命力ってヤツ? 逆境には心得があるからね」「楽曲とメンバー、それと……あなた達は盗まれなかった」という手鞠さんの言葉の通り、それを物ともせず、普段と遜色ない……いや、それ以上のステージを見せてくれたと思います。

アンコールでは7月にシングルをリリース、シングル購入者全員を無料ワンマンライブに招待すると発表。ファンクラブも発足するとのことで、今後の展開がますます楽しみになりました。

ダブルアンコールは、「夜更かししてお話がしたいの」というフレーズが印象的な代表曲『wishstar and sunlight and darkness』。ファンとバンドが本当に幸せな関係にあるのだなと感じさせる2時間半でした。