「家庭教師のトラコ」  (C)日本テレビ

 橋本愛が主演するドラマ「家庭教師のトラコ」(日本テレビ系)の第4話が、10日に放送された。

 本作は、謎の家庭教師・トラコ(橋本)が、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親と、その子どもを救う個別指導式ホームドラマ。遊川和彦氏が脚本を手掛けた。

 新聞社に勤務する中村真希(美村里江)は、リストラの危機に直面したことをきっかけに、たんかを切って、会社を辞めてしまう。

 真希が会社を辞めたことを見抜いたトラコは、中村家の生活費を心配し、「ご主人に相談なさったらどうですか?」と助言するが、真希は「そんな必要ないです」と聞く耳を持たない。

 その夜、真希は夫の朔太郎(細田善彦)から、義母が振り込め詐欺に引っ掛かり、月末に必要な100万円をだまし取られたことを聞かされるが、真希は「助けてやってほしい」という朔太郎の頼みを突っぱねる。

 そんな真希から、今週の授業料1万円を受け取ったトラコは、「じゃあ質問です。1万円拾うのと1万円あげるのと、どっちが幸せだと思いますか?」と問う。

 放送終了後、SNS上には、「今回も号泣した。このドラマはどんな結末を迎えるのか、楽しみ過ぎる」「(福田福多役の)中村蒼さんが芸達者でいい。物まねが毎回楽しみ」「トラコの『嫌いな言葉』が一つずつ増えるのが面白い。こんなすてきでミステリアスな話を考えつく遊川さんは、やはり天才」といった感想が投稿された。

 また、トラコが自身の預金額8千万円を「使った」と福多に明かしたシーンにも反響が集まり、「えっ、トラコ先生、預金8千万円もあるの?」「8千万円を何に使ったんだろう。施設への寄付?」「個人資産8千万もあるのに、家庭教師をやる目的って一体何だろう。謎が多過ぎる」などの声が寄せられた。