「優しい心を持って!あなたたちは夢を持ったことないの?―ラプンツェル」
このセリフは、ラプンツェルがフリンに連れられて訪れた食堂で、悪党たちに放つセリフです。
塔の上から出られずに育ったラプンツェル。
毎年誕生日に空へ浮かぶ明かりを近くで見ることが彼女の夢でした。
自分の強い夢があるからこそ、見た目が怖い悪党たちにも怖がることなく言えたのでしょうね。
ラプンツェルの強くてまっすぐな思いがあるからこそ、悪党たちも心を開いて次々に夢を歌い始めます。
ゆるぎない信念や覚悟を持つ人の優しさは、人の心をも動かすことが出来ると教えてくれます。
「彼に会いたいの!今夜よ!ーアリエル」
このセリフは、エリックに恋をしたアリエルがもう一度会いに行こうと思い立つシーンで登場します。
人間の世界にあこがれ続けている人魚のアリエル。
恋にまっすぐなアリエルの行動力と元気の良さがよく表れていますね。
思い立ったが吉日という言葉の通り、迷っている暇なんてない!とにかく前に進むよう背中を押してくれる言葉です。
個人的には母親に「お風呂に入って欲しいの!今よ!」とせかされたいところですね…。
「ありがとう。嬉しい…!ありがとう!―ベル」
このセリフは「朝の風景」の歌唱シーンで登場します。
本を読むことが大好きなベル。
本屋のおじさんに、お気に入りの一冊を譲ってもらい、大喜びするシーンです。
ありがとうを2回も重ねて、喜びと感謝を素直に表現するベルらしくて可愛いセリフですよね。私も良くマネしちゃいます。
基本的なことですが、意外と難しい、ありがとうを伝えることの大切さを教えてくれます。
「確かに、見かけは恐ろしいけど、とても親切で優しいの。―ベル」
このセリフは、野獣を恐ろしい生き物だと主張するガストンたちを説得しようとするシーンで登場します。
野獣の恐ろしい見た目とは裏腹に、優しくチャーミングな一面を知っていくベル。
見かけだけで判断せずに、中身の美しさに気付くことのできる賢く愛情深いベルだからこそ、野獣を救うことが出来ました。
どんな事にも偏った視点を持たずに、本質を見抜くことが重要ですね。
「さぁ、元気を。笑って見せて…ふふ、その調子よ。―白雪姫」
このセリフは、白雪姫が森で迷子の小鳥を励ますシーンで登場します。
どんな生き物にも優しく、母性にあふれた白雪姫。
小鳥を柔らかな語り口で包み込むこのシーンは、これぞプリンセスと言った優雅さです。
子供の困った場面でも、白雪姫のような余裕で声をかけることが出来るママになりたいですね…。
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いかがでしたか?
ディズニープリンセスたちの、心優しくて強い言葉の数々を知っていれば、色々な場面であなたのことを助けてくれるかもしれません。
ご紹介したセリフはほんの一部なので、ぜひ、あなたにとっての魔法の言葉を映画から探してみてくださいね!