子供と一緒に公園やお友達の家に遊びに行くと、ほぼ必ずと言っていいほどママが悩まされてしまうことがありますよね。
「そろそろ帰るよ~」のママの呼びかけに対して「やだ!」の一点張りの子供。毎回帰宅までが大変…と頭を悩ませているママは多いのではないでしょうか。
今回はそんなママのために一発で納得させるセリフについて紹介!次のお出かけ前にチェックしておきましょう!
1.「ここにお泊りする?」
帰るよ~の一言の後に「やだ」といわれた時の効果的なセリフの一つ。「ここにお泊りする?」というもの。
意外にも「お泊りする?」の問いかけに「うん」と答える子どもは少ないのです。やっぱり遊びたい気持ちよりも、ママと一緒が良いという気持ちが強いのが子供。
「もし、うんって言われちゃったらどうしよう…」と不安を感じてしまうかもしれませんが、ぜひ思い切って聞いてみましょう。
「一人でお泊りするぐらいならやっぱり帰る…」と渋々ながらも、帰宅に応じてくれるはずです。
この一言で子供の心が動いたら「〇〇と一緒に帰れて嬉しい」「離れなくてよかった!」と嬉しい気持ちをきちんと伝えてあげてくださいね。
しかし、間違っても怒ったように「じゃあ一人でお泊りしなさい!」なんて言ってはいけません。ママと離れてお泊りすることをイメージするだけでも子供にとっては十分寂しい気持ちを感じます。
ここで怒り任せに伝えてしまうと、子供はより一層悲しい気持ちになってしまうので注意しましょう。
2.「この後○○なのに」
次におすすめなのが「この後〇〇なのに」という帰宅後の予定を伝える一言です。
「この後お買い物して帰るのに、まだ遊んでいたら遅くなっちゃうなぁ」「今日の夕ご飯ハンバーグなのに作れないなぁ」など、子供が思わず「やっぱ帰る!」というような予定を立てておきましょう。
「今日は忙しいんだから早く帰ろうよ」「明日朝早いから帰ろう」などでは、漠然としているので、子供はなかなか理解することができません。そのため、具体的に「どこへ」「何をする」といった内容を伝えるのがおすすめです。
しかし、このセリフには注意点が一つあります。それが「モノで釣ってはいけない」ということ。
「帰ったらお菓子あげるのになぁ」「コンビニ寄って好きなもの買っていいのになぁ」などとモノで釣ってしまうと、今後「お菓子買ってくれないなら帰らない」なんてことになってしまいます。
これでは、今までの状況よりも深刻になってしまいますよね。なるべく、子供の興味を引くような予定にとどめ、お菓子やオモチャで釣るようなセリフは控えましょう。