「夫とはずっと離婚したいと思っていました。

大きな喧嘩などはしないけれど、会話がなく、私が病気になってもろくに心配せず自分のご飯だけ作っているのを見ると、本当に気分が下がりました。

息子が県内の専門学校に進んだため家におり、『卒業して社会人になるまで』と思い我慢してきましたが、私が在宅でできる仕事を始めるのを見て、夫も何か感じていたと思います。

俗に言う熟年離婚で、収入が少ないため離婚後は実家に戻ることを考えていました。

実家の両親は最初は離婚に反対でしたが、私が片頭痛で苦しみ横になっているときも黙って息子と外食に出かける話などを聞いて、『ふたりきりになったらどんな生活になるかわからない』と理解してくれました。