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今回のテーマは…

<横浜のココがキニナル!>
鶴見区の總持寺で行われる盆踊り大会は異様な盛り上がり方をするようです。なぜそんなに盛り上がるのですか?


總持寺(そうじじ)、それは連綿と受け継がれた仏教の歴史と重さを感じる曹洞宗の大本山。鶴見区に位置し、国際的な禅苑として開かれている。石原裕次郎の墓地があることでも知られており、著名人のお墓が多数ある。

そんな荘厳で偉容を誇るこのお寺だが、毎年行われる納涼盆踊り大会が変わってる!とのうわさを聞きつけ、總持寺へと足を運んだ。(本記事は2012年開催のものです)

 

これぞ日本の夏祭り

大道芸にたくさんのひとだかり

午後5時。入口で大道芸を発見。この盆踊り大会がエンターテイメントとしてあることが早速伝わってくる。

色鮮やかな浴衣を着こんだ女子中高生が目をキラキラさせて見ていたのが印象的だ。

 
参道はすごい人の数
射的は男の子のロマンです
 
露店に掲げられた復興支援のプラカード
ウチワをくばる若い僧侶たち
 

参道にはいるとたくさんの人だかり。この蒸し暑い、人と人との密集度が日本の夏祭りだ。

たこ焼き、かき氷、広島焼き、射的、綿あめなど、露店がびっしりと続いている。

總持寺は丘の上にある。若干の坂道を出店が続き、たくさんの人がぞろぞろと歩いて行く風景はなんとも趣深い。

境内に入ると、子供たちが集まっていた
お焼香をしている子供たち
 

門をくぐり境内に入ると子供たちが勢ぞろい。いったいなにがあるのかと思っていると、お坊さんたちの読経が始まり、何人かの子供たちが泣きはじめた。

近くにいるお坊さんに尋ねてみると、近隣の幼稚園と保育園の園児がお焼香をしているのだそうだ。別にお灸をすえるわけでもなく、ただお焼香をひとつまみするだけなのだが、厳格な雰囲気を感じて泣いてしまうというのは、なんともかわいらしい。

いよいよ盆踊り会場へ

盆踊り会場、午後6時過ぎ。まだ歩ける余裕がある

盆踊り会場に行くと中央にやぐらが組まれていた。

敷地内でブルーシートを敷いて宴会をしている人たちが夏祭りを演出している。

 
スタート待ちの僧侶たち
ブルーシートを敷き、花火大会さながら