「初恋の悪魔」 (C)日本テレビ

 林遣都と仲野太賀がW主演するドラマ「初恋の悪魔」(日本テレビ系)の第8話が、10日に放送された。

 本作は、警察署に勤めているものの、捜査権のない訳ありの4人が、刑事とは違った感性と推理で難事件を解明するミステリアスコメディー。(※以下、ネタバレあり)

 境川警察署管内で起こった殺人事件の容疑者として女子大生の菜々美に逮捕状が出た。

 だが、刑事・鈴之介(林)と多重人格で生活安全課の刑事・星砂(松岡茉優)、鈴之介の隣人で元弁護士の森園(安田顕)は、冤罪(えんざい)の可能性が高いと考える。

 今回の事件は、5年前と3年前に起こった事件に酷似しており、鈴之介たちは、これらは連続殺人事件だと考えていた。

 事件を調べていくうちに、3人は署長の雪松(伊藤英明)の行動が怪しいことに気付き、雪松にターゲットを絞ってさらに調べることにする。

 一方、雪松を殴ったことから境川警察署の総務課を免職となった悠日(仲野)は、警察署を去る。寄り添ってくれたのは、会計課職員の小鳥(柄本佑)だけだった。

 その後、署から荷物を持ち帰った悠日の下に、両親が訪れる。悠日は、両親と話すうちに、不審な死を遂げた兄・朝陽(毎熊克哉)のスマホのパスワードを知る。

 鈴之介、悠日、星砂、小鳥は、早速スマホの中身を確認するが、雪松との通話記録は残っていなかった。そこで、4人は残された着信履歴を手掛かりに、朝陽の行動を探っていく。

 放送終了後、SNS上には、「小鳥さんが出ている時間だけが唯一、息ができる」「松岡茉優の演技がすごい。人格が変わったことが一言で分かった」などの感想が寄せられた。

 また、物語のラストで、雪松の息子の弓弦(菅生新樹)が登場。雪松が、家から出てきた弓弦に「出掛けるのか」と声を掛けると、「ちょっとコンビニに」と答えた弓弦は、「ありがとね」と一言だけ言って出ていく。

 このシーンを見た視聴者からは「意味深な一言。絶対何かやっているだろ」「雪松と息子の会話がかみ合っていない。怪しい」といったコメントも投稿された。