そして寸劇というか、ニコントのコーナへ。貴族という設定のJin-Machine。「貴族だけど合コンで王様ゲームをするにはどうしたらいいか」「モテるためにはどうしたらいいか」という内容のドタバタ劇を披露。

 

『ベニーランドへ行こうよ。』『NEVER NEVER 納豆』『hell metabolic death my life』へ。余談ですがベニーランドは仙台に実在する遊園地です。『NEVER NEVER 納豆』ではルーベラ・木村カエレさん(以下・木村)のドラム・ソロからはじまり、ブッシュドノエル・水月アリッサ(以下・水月)さんが乱入。リズム隊の魅力を堪能。

そこからひもりさんが登場し、ギターソロ……まではよくあるパターンですが、ギターをおろしたと思いきや、ドラムに座りドラムテクニックを披露。そしてベースも弾きはじめ、お客さんから「てんさーい!」コールも飛び出す多才っぷり。

そして大喜利コーナーでは「好きになっちゃう告白の仕方」「絶体絶命のミッションから生還して感動のひとこと」「泣いている人を一瞬で笑顔にする方法」をスケッチブックで回答。

「好きになっちゃう告白の仕方」では水月さんとひもりさんの回答がドン被りし(「大金で解決する」という……)、「絶体絶命のミッションから生還して感動のひとこと」ではひもりさんがものすごくわかりにくい設定の回答をして会場を困惑させるなど、紆余曲折を経て比較的ちゃんとした回答をしていたあっつさんが優勝という運びになりました。

 

続いて『レッツゴー介護』『違法コピーしたら殺す』『節電夏』『ZONBIE de SAMBA』。そして6月19日にはDVDもリリースされる『ビジュアル戦隊バンド麺』。

MCをはさみ『Vanilla eyes』に続いてはJin-Machine史上最もヴィジュアル系らしい(?)『救声』、そしてあっつtheデストロイさん(以下・あっつ)のヲタ芸が最高に輝く『妹コントローラー』。ハッピを羽織りサイリウムをバルログ持ちしヲタ芸を打ちまくるあっつさん。そして定番の「ジンマシーン(モーニング娘。『LOVEマシーン』のラストのパクリ)」ポーズで本編終了。

間髪いれず平民の皆さんの「帰れ!」コール(Jin-Machineのアンコールは「帰れ!」なのです)の連呼からアンコールへ。

 

二度目の『ビジュアル戦隊バンド麺』ではヒーローショーが展開され、Jin-Machine最短の曲(約一秒)『ゆずサワー』『back letter』『ティーライズ社歌』。

アンコールのラストは閣下の「新宿BLAZEという会場は私達にとってはとても広い会場で、みんなでチームとしてがんばってこれでよかったな。その次のステップに行きたいという気持ちを込めて、まだまだ諦めないぞという意味を込めて……」というMCから『さよならアキラメロン』。

「本当に、このメンバーでよかったな。月並みな言葉ですが、もっと自分たちのことを知ってもらうような、アホなことをやったりバカなステージをしたりボケたり曲をやらなかったり……(笑)それは駄目だな! とにかくお客さんを楽しませたいと思ってここまでやってきたので……今日は本当にありがとうございました!」

最後の最後のシメの部分で機材トラブル発生。ズコー! っとなる会場。「もう一回!」というコールの元、「せーので飛ぶからね?」と確認してホントのラストのシメへ。

なんだかハチャメチャだけど、温かい雰囲気で終わるというある意味とてもJin-Machineらしいライブでした。