感動した!と思って「いいね!」をしたのに!?
友達が「いいね!」を押した、もしくはシェアをして、感動できる話がタイムラインに表示された経験のある人も多いと思います。
たくさん「いいね!」が押されたり、シェアされると、その投稿はどんどん多くの人へと広まっていきます。広告効果をあげるために感動話、イイ話を投稿するということも多く行われています。
この仕組みを悪用し、感動する話でたくさんの「いいね!」を集めたあと、投稿内容を差し替える、という手口を使っている悪徳業者も存在すると言われています。
自分としてはいい話だと思ったから「いいね!」を押したのに、怪しい広告やアダルト系の投稿を「いいね!」しているなんて友達に勘違いされたら恥ずかしいし、だまされて悔しいですよね。
何気なく「いいね!」をするのではなく、少しでも怪しいと思う気持ちがあるなら、「いいね!」を押さないほうがいいでしょう。過去の投稿内容をチェックして、そのアカウントが信用できるかどうか見極めることが重要です。
押した覚えのないアダルトサイトを「いいね!」!? その手口とは
クリックした覚えのないアダルトサイトや動画を「いいね!」したことになっている、というとてつもなく恥ずかしく恐ろしいトラブルがあります。「クリックジャッキング」と呼ばれ、Jリーガーも被害にあったとのことです。
これはリンク先や動画にユーザーには見えないように「いいね!」ボタンを張り、Facebook上で広めるという悪質な手法です。動画の再生ボタンに「いいね!」をクリックさせるためのコードを隠している、といった例があるようです。
友達に「この人、アダルトサイトに“いいね!”してる……」と誤解されて、人によっては社会的な信用を失ってしまうかもしれません。
こうした被害を防ぐためには、インターネットを閲覧する際はFacebookからログアウトする、インターネット閲覧には標準のブラウザを使用し、Facebook閲覧にはFirefoxを使う等、ブラウザを別にするといった対策をとるといいでしょう。また、誤って「いいね!」を押してしまった場合はその投稿をタイムラインから削除しましょう。
いかがでしたか? 実名登録のため信頼度も高いFacebookですが、思わぬところでトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。被害にあわないためには、「自分の身は自分で守る!」ということが重要になってきます。
友達の申請をむやみに承認しない、安易に「いいね!」をしない、など、SNSを利用する際には慎重になりすぎるくらいがいいのかもしれませんね。