「恋人よりペット優先」という人、最近珍しくないようです。それはつまり、ペットが恋のライバルということ。ペットと恋人をめぐる三角関係は、なかなか複雑なようです。
今回は、ちょっと笑える、でも他人事ではない、ペットと恋人との三角関係エピソードをご紹介します。
彼の家には蛇が
憧れ続けた男性と付き合い始めたA美さん。付き合い出した頃の趣味は熱帯魚。生き物はあまり好きじゃないけれど、彼ともっと仲良くなりたくて、いろいろ勉強したそうです。
ところが、ある日彼の家に行くと、熱帯魚が泳いでいた水槽には、水も魚もなく、代わりに、何やらうごめく物体が……。何と、彼の興味は、熱帯魚からは虫類へと移っていたのです。
A美さんは、蛇を見ながら食事するなんて無理。蛇のいる部屋で愛し合うなんてできないと震撼したそう。蛇との初日は、水槽から出てきたらどうしようという恐怖から、早々に退散したのだとか。そりゃあ、彼が蛇を掴んで「かわいいだろぉ！初めましては?？」なんて、目の前に蛇を突き出してきたら逃げます。
A美さんは、二度と彼の家には行けない、大好きな彼だけど、蛇を触った手に触れないかも…と悩んだそうです。でも、それって、蛇に負けたということですよね。
A美さんの結論は「蛇が原因で別れるなんて嫌！」ということに。彼からも「驚かせてごめん」というメールと「触ってみたら、好きになる女子もいるってネットに出てたから、肌に触ってみたらどうかな？」と、ある意味お願いをされたそうです。彼も感じたのかもしれませんね、蛇が原因で別れるかもしれないと。
そして、決意した彼女が、蛇に触れた結果「こんな触り心地始めて！」と、蛇への拒絶反応が無くなったそうです。今では、蛇が餌のマウスを食べる姿すら愛しく思えるというから驚きです。愛の力は、苦手も克服させるのでしょうか。
