飼い犬が懐かない

「彼女が飼っている犬が懐かない」というのは、一番多い悩みではないでしょうか?

B氏も、恋人の家に行くと、彼女が飼っている犬に、あり得ないほど吠えられるという始末。このままでは、彼女との関係も危ういと感じていたB氏。何故なら、彼女「うちの子がダメっていう男性とは付き合い続けられないの」と、犬との相性を優先しているから。

こんなとき、どうするか。他所の犬に吠えられたら、誰だって引きますよね。手を出して噛み付かれたらどうしよう…と思いますが、犬にも「隙」はあるはずです。犬が懐かないなら、犬の隙を狙ってスキンシップをとり、犬との距離を縮めたフリをして「俺たち仲良くしてるんだよ」と仲良し感を彼女にアピール。でもこれは、ポーズです。

本当に懐かせよう(従わせよう)と思うなら、こっそり美味しいものを与えてみる。老犬でなければ、美味しい食べ物に反応する可能性大。美味しいものをくれる人と認識されれば、吠えまくる態度も改善されるかも。

B氏は、ディナーのテーブルに並んだ高価なお肉をこっそり与えているそうです。とりあえず、別れの危機は脱したようです。試してみてはいかがでしょう?

 

金運の鳥が大切な彼

C子さんの彼は、金運アップのお守りだと言って、鳥を飼い始めました。興味がないから、種類なんて知らないというC子さん。「犬みたいに飛びついてこないし、毛も付かないし、邪魔にならないと思ってたのよ…」とため息混じりです。

その理由が「朝日が出るのと同時にビィービィー鳴くのよ」と。「週末、二人でリラックスしたくて彼の家に行くのに、早朝から鳴かれて、寝れない」と暗い表情です。

彼は、鳥かごの位置にもこだわりがあり、寝室の横に置いているそうです。「場所を変えてほしい」と言うと、「金運が落ちてもいいのか」と詰められ、彼との関係がビミョーになっているんだとか。C子さん、鳥に負けそうな勢いですね。

しかし、数週間後、鳥との三角関係にピリオドを打ったと連絡がありました。「私、鳥に勝ったわよ」と誇らしげなC子さん。「あいつが鳴きはじめた時に口笛を吹いてやるの。そしたら、当分鳴き止むのよ。まぁ、一度は起こされるけど、その程度は我慢するわ。やっと捕まえた男を、鳥のために逃がすわけにはいかない」と、ちょっと鼻息が荒いアラサー女子です。

金運の鳥に翻弄されている彼も、彼女なら上手にコントロールできそうです。


「ペットとの共存の道」を探すことが、恋人をペットに奪われない方法のようです。
ただし、ペットばかりに気遣う恋人なら、次の相手を早々に探すことをおすすめしたい……と思います。
 

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。