3. 充電器にさしっぱなしにする
リチウムイオン電池が最も苦手なのが、満充電の状態を維持されること。つまり充電は80%程度を目安にして終了するのが得策という記事を多く見かけます。しかし就寝時に充電する方も多い中、やはり満充電にしておかないと…と電池の減りに過度に心配してしまっては本末転倒です。
しかし、筆者のスマホの充電を見ていたところ、充電器にさしっぱなしにすると、スマホの待ち受けで電池容量を消費し、ある程度(90%程度)減少したところで、また充電モードになるように、放電→充電→放電を繰り返していました。ここでまた、キャリア3社に問い合わせたところ、それが仕様であるとの回答でした。
一部のメーカーではトリクル充電という、電池を痛めづらい弱い電流で充電してくれるものもありますが、ほとんどの充電器は先ほどのサイクルで充電を行うため、電池を徐々に痛めてしまいます。満充電状態が長く続いてしまう状態は好ましくありません。100%になったら、充電器を外すことが重要です。これはモバイルバッテリーによる充電も同じことです。
4. 手で握りしめる様にスマホを持っている
よくスマホを使用するとき、利き手と逆の手に持ち、落とさないように握りしめている人を見かけますが、これも電池にはよくありません。
先ほど記載したように、リチウムイオン電池は熱に弱いのです。適度に手のひらをスマホの裏面に密着させず、空気の流れができるように、隙間を作って持つのが正解です。
5. 常駐アプリが満載の状態で使用している
スマホ向けのウイルスソフトがあるように、スマホのメモリに常駐するアプリは電池消耗の原因になります。
どんなアプリが常駐しているか確かめ、必要の無いアプリはなるべく常駐させないように設定しましょう。
6. 電池が減ったらこまめに充電している
人間誰でも、不測の事態に備えて、スマホの電池をなるべく多く保っておきたいというのは心中思うことです。
しかし、こまめに充電をすると、メモリー効果(注ぎ足し充電をすると、電池の最大容量が減少する)はないといわれているものの、充電回数で電池が劣化した結果、寿命が短くなり、必然的に最大容量が減少します。