奈緒が主演するドラマ「ファーストペンギン」(日本テレビ系)の第7話が、16日に放送された。
本作は、縁もゆかりもない漁業の世界に飛び込んだ若きシングルマザーの岩崎和佳(奈緒)と、彼女と共に改革の荒波にこぎだした漁師たちの奇跡の実話をモデルに描いたリアルサクセスストーリー。
「さんし船団」は、テレビ出演のおかげで、「お魚ボックス」の売り上げを伸ばしていた。和佳は人手不足を補うため、人員募集をする。
その頃漁協では、組合長の杉浦久光(梅沢富美男)の下へ、地元の有力者・辰海一郎太(泉谷しげる)がやって来て、さんし船団をつぶすためのある計画を相談していた。
その後、さんし船団に3人の新人が加入する。しかし、その中の1人は、辰海の差し金で紛れ込んだ刺客だった。何も知らない漁師たちは、若者が来てくれたことを喜ぶ。
船団長の片岡洋(堤真一)は、自ら教育係を買って出る。しかし、世間知らずで空気を読まない大卒の新人・小森賢太郎(北川尚弥)の振る舞いに、漁師たちはストレスを感じる。
また、魚の詰め方をめぐって、船団の山中篤(梶原善)が小森と衝突する。その後、山中が船をつなぐロープの点検していると、小森は、ロープが傷んでいることを指摘する。
その夜、船団が漁に出ると、漁の最中に、小森が指摘したロープが切れてしまう。命綱であるロープが切れたことで、船は傾き、転覆寸前の非常事態となる。
漁師たちが事務所に戻ると山中は、小森が犯人だと決めつけて殴る。片岡が小森をかばうと、反発した漁師たちは事務所を後にする。すると、磯田高志(吹越満)も、「疲れた」と泣きながら事務所から出て行ってしまう。
放送終了後、SNS上には、「仕事をしている人、みんなに見てほしいドラマ」「いろんな要素が入った深いドラマ」「過去最高の泣き回」「船がひっくり返りそうになるシーン、ドキドキした」などのコメントが集まった。
そのほか、「吹越さんの『疲れた…』がホンマに…リアルだった」「梶原善さんの泣きの演技力が爆発していた」「小森くんと山中さんはいずれ仲よくなってほしいな」などのコメントも投稿された。