ミュージカル「マチルダ」制作発表が24日、東京都内で行われ、出演者の嘉村咲良、熊野みのり、寺田美蘭、三上野乃花、大貫勇輔、小野田龍之介、木村達成、斎藤司(トレンディエンジェル)、田村万里生ほかが登壇した。
本作は、『チャーリーとチョコレート工場』でも有名な、英国の作家・ロアルド・ダールによる児童文学を原作としたミュージカル。
日本オリジナルキャストでの初上演となる今回は、1000人以上が参加したオーディションを勝ち抜いた、嘉村、熊野、寺田、三上がマチルダ役を演じる。
また、生徒たちを恐怖で支配するミス・トランチブル校長役を、大貫、小野田、木村がトリプルキャストで演じる。
大貫は「10年前にウエストエンドで観劇し、トランチブル校長がリボンを振りながら、変な動きをしながら、歌い踊り狂うシーンが印象に残っていたのですが、まさか自分がやるとは。僕の身体能力を生かして、役を作っていけたらと思います」と語った。
一方、小野田は「非常に戦いがいのある子どもがそろったなと思っています。われわれ3人で、子どもたちに立ち向かっていきたいと思います」とコメント。
木村は「スパルタで、威圧的な校長先生を演じるので、子どもたちに恐れられるように演じられれば」と意気込みを語った。
また、斎藤は、田村とWキャストでミスター・ワームウッド役で出演する。
斎藤は「こんなに好青年(田村)が私と同じ役なのかというのに驚いていますし、自分が選ばれたこと自体が奇跡だと思います」と語った。
マチルダの悪い父親という役どころであることから、斎藤は「昨日も、(W杯の日本戦では)ドイツを応援していました。そうしたら、ちゃんと痛い目に遭いました。日本おめでとうございます」と自身の“悪いエピソード”を話して笑わせた。
舞台は、2023年3月25日から5月6日、都内・東急シアターオーブほか大阪で上演(プレビュー公演あり)。