左から、大谷映美里、高松瞳、齊藤なぎさ  撮影:川野結李歌 左から、大谷映美里、高松瞳、齊藤なぎさ  撮影:川野結李歌

テレビ東京動画配信サービス「あにてれ」と代々木アニメーション学院×指原莉乃(HKT48)がプロデュースするアイドルグループ「=LOVE(イコールラブ)」とのコラボレーションによるステージプロジェクト第一弾「けものフレンズ」が2月15日(木)に開幕する。

舞台「けものフレンズ」チケット情報

稽古場にて、リョコウバト役の大谷映美里、ツチノコ 役の齊藤なぎさ、ニホンオオカミ役の高松瞳(※)に話を聞いた。

本作は、指原が自身の理想のアイドルをプロデュースするために代々木アニメーション学院とタッグを組み、昨年誕生した「=LOVE」の12人が挑戦するステージプロジェクトの第一弾。「アイドルで舞台に出られる方もいますし、いつかやるかもとは思っていましたが、やっぱり驚きました!」(齊藤)、「指原さんにも『楽しみにしてるね』って言っていただきました!」(大谷)と、デビューしたての初々しさを漂わせながら舞台稽古に奮闘中だ。

脚本・演出は、乃木坂46出演の舞台『じょしらく』などを手掛ける川尻恵太。「=LOVEの現状を川尻さんが見て、脚本を書いてくださったんですよ。それぞれのキャラクターが自分自身のようなお話をつくってくださって。自分に当てはめてお芝居ができるし、今の=LOVEを演じているような感じで、すごく嬉しかったです」(高松)。

アニメ、ゲーム、コミックとさまざまなカタチで人気を集める「けものフレンズ」が原作であることに高松は「アニメに疎い人でも知っているタイトルだし、声優さんたちがやられた舞台(2017年・2018年上演・舞台「けものフレンズ」)もすごいクオリティだったので…。私たちがこのタイトルを落とすわけにいかないなというプレッシャーはありますが、今の私たちにしかできない『けものフレンズ』になっていると思います」と語り、齊藤も「お芝居も楽しいし、ひとつひとつの演出が面白いんです」と楽しんでいる様子。初舞台の緊張をどう乗り越えるのか聞いてみると、大谷は「ファンの方の声がすごく支えになってます。SNSとかで『楽しみにしてるね』って声をたくさんいただくので」と笑顔を見せた。

最後に意気込みを聞くと、大谷は「12人で初めての舞台。自分たちも楽しみつつ、みなさんに素敵な舞台をお届けしたいとがんばっているので。ぜひ観に来てください!」、齊藤は「思い切りを大事に、=LOVEらしさのある素敵な作品にします。もしよかったら…いや絶対、観に来てください!」、高松は「去年の夏にイベントをしたAiiA 2.5 Theater Tokyoに戻ってくることができて嬉しいです。成長した私たちの姿が見せられると思います!」と語った。

あにてれ×=LOVE ステージプロジェクト「けものフレンズ」は2月15日(木)から18日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演。

取材・文:中川實穗

※高松瞳の「高」は正しくは「はしごだか」