CHANEL

人々を魅了してやまないブランドCHANEL。会社名、ブランド名は、デザイナーのココ・シャネルの名前から取ったものですが、「ココ・シャネル」は、実は愛称。

本名は、ガブリエル・ボヌール・シャネルで、お針子仕事の傍ら、歌手を志してキャバレーで歌っていたことがあったそうで、その時に彼女が歌っていた「Ko Ko Ri Ko(コケコッコウ)」と、「Qui qu'a vu Coco dans le Trocadero(トロカデロでココを見たのはだれ)」という歌の題名にちなんでつけられたのだそう。

そして、その愛称が、世界中の人々を虜にするブランドに!

 

 

Louis Vuitton

こちらも、お財布やバッグなど、大人気のブランド「Louis Vuitton」。

フランスのスーツケース職人であったルイ・ヴィトンが創業しました。社名の由来は、そのまんまお名前から。

 

 

GUCCI

イタリアのファッションブランドGUCCIは、グッチオ・グッチによって、鞄工房として創業しました。由来は創業者の名前(名字)から。


こうやって、社名の名前を調べてみると、海外の企業は、日本の企業よりもはるかに、創業者の名前にまつわるものが多いようです。

もちろん、歴史的に新しく設立された会社は、事業をあらわす単語や造語などから社名をつけていたりと、その限りではありませんが、ファッション業界はとりわけ、創業者やデザイナーの名前を前に押し出すものが多いようです。

憧れの会社の社名やブランドの由来を調べてみると、そこに隠されたストーリーが見えてきて、なかなか興味深いのでありました。

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。