墓地の真下にあるトンネルはやはり……
続いては、「千駄ヶ谷トンネル」。
千駄ヶ谷駅付近にあるこのトンネルは、東京オリンピック開催に合わせて作られました。墓地の下を掘って作られているため、さまざまな霊現象が起こると言われています。隣接するレコーディングスタジオで録音された音源に不可思議な声が入ったことでも有名です。
薄暗いトンネルに赤いライトがおどろおどろしい雰囲気を醸し出しています。
ここでは、入り口付近に近づくと左耳にボーンという耳鳴りを感じました。
トンネル内を何度か往復したあと、河原さんが入り口付近の壁に違和感を感じると言います。そこには、上にある墓地からしみ出した水が流れた跡がありました。ばけたんは、やや危険を示す黄色で光っています。
ちなみに、ばけたんは可愛い見た目ですが、空間の温度や時間、振動、音圧、電磁波などのエネルギーの影響を受けることで、空間の異常を探す高性能なアイテムなんです。おふざけではなく、かなり本気で作られたそうです。
霊的なものを感じると言われる場所には、必ず水場があると堤さんは言います。目に見える川だったり海だったり、湿気に包まれた空間もそうです。人間の体はほとんどが水分でできているため相性が良く、水には人間の想いやエネルギーがたまりやすいんだとか。
ましてや、このトンネルは上に墓地があるのでマイナスなイメージが持たれやすく、霊が投影されやすいとのこと。
トンネル内部は水気が多いためか、天井いっぱいにツタが生い茂っており、ダウジングも水場を感知したのか、トンネルの数カ所で反応していました。
アプリは、やや霊的なものを察知する「低」の反応でした。
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