都内最強と言われる心霊スポットはいかに!?
最初に向かったのは、「平将門の首塚」。
大手町の高層ビルに囲まれた一等地にポツンとあります。
将門の首がこの地に舞い戻った伝説があるのは有名ですね。大正時代、首塚を退かせ仮庁舎を建設しようとしたところ、死亡事故や関係者の謎の急死が相次いだため、祟りだと恐れられ、今でも同じ場所に奉られつづけているそうです。
敷地内に入った途端、筆者の体に異変があらわれました。
顔全体が小さな針でつつかれるようにチクチク痛み出します。
将門の霊の仕業なのでしょうか!?
堤さんが手作りのダウジングでさっそく検証します。ダウジングは元々、水脈を探すためのものですが、霊的なものを探す場合にも使用されます。
堤さんが取り出したのは「スイングロット」と呼ばれる片手で持つタイプのダウジングで、8色の色がついた円盤を回しながら、それぞれの色の揺れの反応をみます。ダウジングが大きく反応する色によって、その場所が良いエネルギーが流れている場所か、そうでない場所かが分かるんだとか。
首塚でダウジングが反応した色は灰色で、悪い場所ではないそうです。
むしろ、ここは霊的なものは全くなく、パワースポットだと語るのは河原さん。
持参したばけたんが、神聖な場所でしか反応しない青色に光っていました。
肝心のアプリも霊的な反応を示しません。
では、なぜ「祟り」だと騒がれているのでしょうか?
それは、首塚を恐れる人々の念によるものだそう。
首塚自体は悪い場所ではないけれど、人々が作り上げた「怖い」というイメージ(念)が心霊を可視化させたり、体に影響を及ぼすといいます。
また、繊細な人なら、浄化されないまま残った悪い念を感じ取ることもあるようです。
逆に、プラスのイメージを考え続ければ、願いが叶う可能性もあるそうです。
取材中も多くの参拝者が石碑の前を訪れて祈っていました。