1月6日『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール』記者会見が行われた。栗山英樹監督と大谷翔平が登壇し、意気込みを語った。
栗山監督「日本の素晴らしい選手の中で世界一に近付くにはどういうチームがずっと考えてきた。正しいどうかではなく、信じるしかない。日本の野球をやって来て勝ち切ることをしたい。がんばったからいいではなく、必ず世界一になりみなさんに喜んでもらいたい」
大谷「素晴らしい選手が集まってくれるので、優勝だけ目指してやりたい。優勝だけ目指して、勝つことだけを考えてやりたいなと思う。初めての『WBC』になるので、楽しみにしながら、がんばりたい」
二刀流か否か、大谷の起用法を問われると、ふたりはこう答えた。
栗山監督「まずは大谷選手の使い方は球団の確認、ダルビッシュ投手もそうだが、契約している球団との確認が必要」
大谷「できることをやりたい。選手は使われる立場。起用法にタッチできるわけではないので、自分にできることをやりたい」
大谷は勝利への渇望を口にした。
「勝つことだけ考えて、それ以外は何でもいい。その中で戦力として必要だと言われたことをうれしく思うし、それに応えられるようにしたい。またひとつ日本でプレーできるのは楽しみ」
12人の先行発表の理由を問われた指揮官は冗談交じりに返答した。
「『ポスターを作るから早めに何人か選んでくれ』って言われて。と言うのは冗談で、多くの候補選手からバランスを考えながら。こういう形なら世界一に近付くんじゃないかと考えて。第一義は侍の魂を持っているかどうか」
【WBC侍ジャパン一部メンバー】
2源田壮亮(西武)
3牧秀悟(DeNA)
8近藤健介(ソフトバンク)
10甲斐拓也(ソフトバンク)
11ダルビッシュ有(パドレス)
12戸郷翔征(巨人)
14佐々木朗希(ロッテ)
16大谷翔平(エンゼルス)
18山本由伸(オリックス)
21今永昇太(DeNA)
51鈴木誠也(カブス)
55村上宗隆(ヤクルト)
侍ジャパンは2月17日(金)~27(月)・宮崎キャンプを実施。2月25日(土)・26日(日)・ひなたサンマリンスタジアム宮崎でのソフトバンク戦、3月3日(金)・4日(土)・バンテリンドーム ナゴヤでの中日戦、3月6日(月)・京セラドーム大阪での阪神戦を経て、3月9日(木)~12(日)・東京ドームでの『カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール』へ突入。中国・韓国・チェコ共和国・オーストラリアと一次ラウンドを戦い、3月16日(木)・東京ドームでの準々決勝ラウンド、米国マイアミでの3月22日(火・祝)・準決勝、22日(水)・決勝を目指す。