来るぞ来るぞと言われ続けて、幾星霜。さまざまな大人の事情を乗り越えて、この20日からNTTドコモでもiPhoneが販売されます。

iPhoneで一気に攻勢を掛けるNTTドコモと、それを迎え撃つ、auとソフトバンク。各社のWebサイトに行くと、これでもかとばかりに、各種キャンペーンが紹介されています。しかし、分かりにくいことこの上ありません。

そこで、まずは、新規でiPhoneを購入・契約した場合の料金を比べてみたいと思います。

 

月額料金はほぼ横並びだが、機種代金に差が!

各キャリアの月額料金一覧です。黄色地は、最安値を示します。基本使用料(ドコモ:「タイプXi にねん」、au:「LTEプラン」、SoftBank:「ホワイトプラン」)の差額によって、ドコモが200円安くなっています。

この200円の差は、「同キャリア間の通話無料の有無」。au、SoftBankは1時~21時の同キャリア内無料通話がありますが、ドコモの「タイプXi にねん」でドコモ携帯への通話を無料にするには、別途「Xiカケ・ホーダイ」(月額700円・iPhoneユーザーは1年間半額で350円に)への加入が必要です。

現時点では、au、SoftBankともにパケット定額の料金設定は2年限定。3年目からはプラス525円。ドコモのパケット定額プラン「Xiパケ・ホーダイ for iPhone」は、期間限定の注意書きはありません。現状の料金のままであれば、ドコモが有利ですが、2年後の料金プランはどうなっているか分かりませんので、まずは目の前の状況だけに目をやりましょう。