――今回の脚本はでんぱ組.incの皆さんの話を元にしているということですけれども。演技はやりやすかったですか?

もが やりやすかったです。

監督も、でんぱ組incのメンバーらしさが残っててほしい、演技しやすいキャラクターを考えて下さっていたってお聞きしたので。

――逆にここはキャラクターでちょっと自分とは違うけれどもそれはそれでみたいな。ありました?

りさ 私はありました。

菊田梨紗は上級生の役なんですよ。なんですけど、私、普段はぽーっと抜けてるタイプなんで。ライブ中ステージから落ちたり、道で歩いてるだけなのにコケて怪我をしたりするタイプなんで、そこは真逆でした。運動神経も鈍いし、なかなかアクションシーンができなくて、悔しくて泣いてたら先生に「大丈夫! できてた!」って励まされたりとか。

ねむ 綿貫ねむって、ぽやーっとしてるキャラなんですよ。

走るのも遅いし、モタモタしてるんです。でも、私もモタモタはしてるんですけど性格的にはキツめだと自分では思っていて。でも、「人見知りをしてる時のねむはすごい似てるよ」って言われて。周りが見てる、バリア張ってる自分なんだなっていう。

みりん 私はあんまり変わんないですね。

私の中のダメな部分をバーッと出したみたいな感じの役になってて。ただ、唯一違うなと思ったのはけっこうちょいちょい意見を言うんですね。私あんまり意見言えない子なんで。そこは雪野さんすごいなとは思ってましたね。

――特撮のCGが入って完成した映像を観て、どうでした?

りさ すごかった!

えいたそ めちゃくちゃかっこよくて感動しました。

世界観に沿ったCGを入れてもらうのって、すごい憧れだったんです!

全員 分かる(笑)。

 

――で、『白魔女学園』の主題歌が「W.W.D.Ⅱ」になっているわけですが。あの曲にまだ続きがあったという。

 

 

もが というよりは、新たに出てきた部分っていう方が正しいのかもしれないです。「W.W.D」は過去の自分たちを出した曲で。「W.W.D.Ⅱ」の方は、すれ違いもあったり、環境の変化で悩んだりもして。でも、やっぱりこの6人だからこそこういう風になれたんだっていう曲になってるんですよ。だから、今の現在の話なんです。