審査員の顔ぶれは当日発表。最高顧問ビートたけしも気になる!

日本で最もおもしろい漫才師を決める大会なだけに、9人の審査員が果たして誰になるのかというのも、すごく気になる点だ。しかし、その顔ぶれがわかるのはオンエアでということになった。

選考を難しくしているのは、おそらく大会の出場者の資格として「結成10年」という縛りを取っ払ったことにある。つまり、大御所でバリバリ漫才師としてやっている人たちが、審査員として出てしまうと「じゃ、なんで出なかったの?」ということになってしまうからだ。しかし、審査員は大会の価値という点でもやはり重要。どんな人が出てくるのか。

そこで「可能性がないとはいえない」というレベルで、何人かの名前を挙げていってみよう。あくまでも外野の推測の域を出ないものであることをご了承ください。

松本人志、内村光良、桂文珍、上岡龍太郎、高田文夫、立川談春、萩本欽一…

いずれ劣らぬビッグネームばかりだが、そんなひとたちが並ぶさまを夢想してみるのも楽しい。

そして、11月に発表されたのが驚天動地、ビートたけしの最高顧問就任! 実はツービートは、かつて放送された伝説の番組『THE MANZAI』のすべてに出演していたわけで、まさに適任といえば適任。そして、彼の登場シーンにも大いに注目したいところ。コスプレ? それともスーツ? 紋付袴のような気もするが果たして??

なおビートたけしは、番組に以下のようなコメントを寄せている。

「オイラたちの漫才ブームの時は、それまでの漫才のスタイルを変えたとか言われたんだけど、そもそも漫才ってのは『旬のもの』で、その時代ごとに世間でウケるネタやスタイルが変わるものなんだよね。だから、いま『旬』の漫才を間近で見られるってのはありがたい話だから、番組への出演を受けたんだ。ただし、審査員以外ならいいよって言ってね。というのは、ツービートで『THE MANZAI』に出てた時、オイラたちの出番前のコンビのネタが客に大受けしてるとすごいプレッシャーで押しつぶされそうになったんだよね。審査員をやるとあの時の緊張感が悪夢みたいに思い出されて、せっかくのいま『旬』の漫才が満喫できないからさ。そしたら、<最高顧問>ってことでお願いしますなんて話になっちゃった。まあそんな肩書きはどうでもよくて、とにかくおおいに笑わせてもらいに行くだけだよ。今からすごく楽しみにしてます」