義父の看病も母親任せで自分はこれまでの楽な生活を変えたくない、だから弟夫婦が自分の面倒をみるべきだなんて、私は絶対に受け入れられませんでした。
夫はそんな兄に怒って最初は拒絶していましたが、何度も電話がかかってきてお金の無心をされるうちに『小遣い程度だから』と私が止めるのも聞かずいくらか渡すようになり、このときに離婚が頭をよぎりましたね。
結局、兄の剣幕に負けた夫は私に隠れて生活費を出しており、義兄は働かないまま。
このままでは私の収入までこの義兄に食いつぶされると思い、子どもを連れて別居、その後離婚しました。
義兄のことで私との仲が冷めきっていた夫は離婚に反対もしなかったですが、まだまだローンが残る家で支払いを続けながらどう生活しているのか、今は知るよしもありません」(39歳/セールス)
親族関係にあることを盾に働かない自分を正当化するような人間がいれば、離婚を選ぶのも間違いではないと感じます。
本来なら自分たちを守ってくれるはずの夫が折れて選択を誤ってしまえば、その後はともに転がり落ちる道しかないですよね。
きっぱりと決別する意思が、自分と子を守る最善といえます。
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