5月29日、2023年度『日本生命セ・パ交流戦』開幕記者会見が行われた。セ・リーグとパ・リーグで首位を走る阪神とロッテから中野拓夢と小島和哉が出席し、注目してほしいプレーについて語った。
中野「広い守備範囲とスピード感あるプレーを見てもらいたい。(セカンドへのコンバートで)いい方向に向いていると思う。慣れないシーズンの入り方だったが、少しずつ慣れていると思う」
小島「普段対戦しないチームとの対戦なので、いつも以上に攻めていくところを見てほしい。益田(直也)さん、澤村(拓一)さんがチームをまとめてくれているので、その流れにみんなで乗ってできている」
対戦したい選手に小島は中野、中野はロッテの佐々木朗希を挙げた。
小島「同級生なので、セ・リーグに同級生があまりいない。対戦できたら、全部の球種を使って抑えたい」
中野「(小島の指名に)自分かと驚いたが、対戦する機会があれば対戦したい。(佐々木は)ジャパンで一緒に出たので、世界を相手でも強気なピッチング見ていたので、自分もそれに負けずに打てるようがんばりたい」
ふたりはこのように意気込みを口にした。
中野「チームとしてもいい流れできているので、明日の初戦の入り方を大事にし、交流戦で優勝できるようがんばりたい。タイガースらしい戦いをすれば勝てると信じているので、今まで通りいい試合をできれば」
小島「ロッテは守りのチームだと思うので、自分も投手なので、1点でも少なく抑えて勝つチャンスがくるようにがんばりたい。ひとりひとりをしっかり分析して、後手後手にならないようにしたい」
また会見では『日本生命セ・パ交流戦』1カード目で阪神、ロッテと対峙する西武から愛斗、巨人から丸佳浩も登場、次のようにコメントした。
愛斗「(注目してほしいプレーは) 僕の守備を見てもらいたい。(ライトゴロは)常に狙っている。(持ち味は)ヒット性の打球でも攻めて取りに行くところ。ライオンズとして流れが悪いので、いい流れを持ってこれるように優勝目指してがんばりたい。ライオンズらしい野球をぶつけていきたい」
丸「(対戦したい選手はロッテへ移籍した)C.C.メルセデス投手。僕個人もそうだが、チーム全員が対戦を楽しみに思っている。今なかなかチームとして乗っていけていないので、この交流戦をいい流れのキッカケにしていきたい。リーグ優勝するために交流戦は大事になる。相手は勢いがあるが、そのロッテのいい勢いを奪い取れるようがんばりたい」
『日本生命セ・パ交流戦』は5月30日(火)に開幕。最初の3連戦のカードは日本ハム×ヤクルト・エスコンF、楽天×DeNA・楽天モバイル、西武×阪神・ベルーナドーム、ロッテ×巨人・ZOZOマリン、オリックス×広島・京セラD大阪、ソフトバンク×中日・PayPayドーム。6月18日(日)まで全108試合を戦う。