世の中には女友達と遊びに行くだけでもネチネチとうるさい「束縛夫」もいれば、午前様で帰ってきても何にも言わない「放任夫」も存在します。

そこで今回は、実話に基づいてそれぞれのケースの長所、短所に注目し、その対処法について考察してみました。

 

ケース1【束縛夫】:遊びにいく場所も相手もはっきり伝えてあるのに…。

結婚3年目のYさんは、普段は年下の夫と「おしどり夫婦」と言われんばかりの仲の良さが自慢です。いつも手をつなぎ、休日もゆっくり二人で過ごすその姿は幸せそのもの。ただし、Yさんが外出さえしなければ…。

Yさんが出かけるとなると、相手がどんなに仲のいい女友達であろうとも、目的がただのランチであろうとも、場所が近所であろうとも、そういった条件は関係なくとにかく夫は不機嫌になります。

ちょうど食事をし終えて話が盛り上がってきた頃になると、決まってじめじめした電話が。「今どこにいるの、いつ帰ってくるの」と、いやみったらしく聞いてくるのです。

この調子ですから、出かけることがストレスになり、Yさんは自然と友達付き合いが希薄になってきました。

このことに対してものすごく不自由感を感じていますが、外出さえしなければ喧嘩にはならないので、だんだんと諦めモードになってきているといいます。この場合、Yさんはどうすればいいでしょうか。