学生時代は「私たち一生友達だよね!」などと思っていたにも関わらず、大人になるにつれて友人関係はどんどん変化していき、仲のいい友達と疎遠になる、というケースも悲しいかな多くなっていくもの。
今回は、20代、30代と年齢を重ねていくに従って変わりゆく「友達模様」についてレポートしてみたいと思います。
親友と疎遠になることは、珍しいことではない!?
「親友同士」といえば、お互いをよく知り、認め合って、大切にし合っている二人のことを言います。
そんな二人は「この関係は一生続くもの」と信じて疑いませんが、大人になってからそんな親友とだんだん疎遠になってしまう、なんてこと、実はよくあるんです。
<親友と疎遠になるきっかけ>
・時が経ち、お互いの価値観が変わってしまった
・住む場所が離れてしまった
・仕事の価値観を共有できなくなった(業界や忙しさが違う)
・どちらかが結婚、出産、育児などで忙しくなった
・もっと「親友」と思える人が出てきて、そちらとばかり会っている
・なぜかわからないが会ったりやり取りするのが億劫に思うようになった
・身内の死など、自分が大変な時に、相手が頼りなかった(期待値がずれていた)
・どちらかが、相手のネガティブな相談を受け止めきれなくなった
人間、生きることは「変化」そのものなので、友人との関係性が変わってしまうことも実は自然な流れ。……そう頭ではわかっていても、こと「親友」に関しては、普通の友達とは別格なので簡単に割り切れない、と思う人も多いのでは。
私たちは大前提として「親友とは時が経っても何があっても壊れない関係だ」という思い込みが強くあります。ですので、自分自身が親友と疎遠になってしまったとき、とても煮え切らない、複雑な気分に陥るのではないでしょうか。