野菜が足りないからコンビニでサラダでも買おう。20〜30代の働き世代にありがちな選択ですが、コンビニサラダだけでは、野菜は十分に摂れていないかも!?
だからといって、コンビニ通いをやめて、自炊に切り替えるのは難しい……。そんな人向けに、コンビニでも野菜をたっぷり摂るための賢い方法を紹介します。
『コンビニの野菜料理=生野菜サラダ』と決め付けないで
「コンビニで販売されている生野菜サラダは、たくさん盛られているように見えますし、それだけでお腹いっぱいになりますが、野菜の『量』としては多くありません。とくにキャベツや大根など、ほぼ単品のサラダだと摂れる品目数も少ないです」
と教えてくれたのは、創業178年を迎える老舗・タキイ種苗株式会社 広報担当の桐野直樹さん。
「一般には、野菜を「1日350g」摂ることが推奨されています。同じくできるだけ多品目の野菜を摂ることも、健康を維持するためには欠かせません。でも、この350g……生野菜で摂るとなると、かなりのボリュームになってしまいます。
そのため、火を通して調理したものをいただくのが一番。生野菜は煮込んだり、おひたしにしたりすると、驚くほどコンパクトな状態になります。「調理すると量が少なくなるぶん、いろんな野菜を食べることができます。『コンビニの野菜料理=生野菜サラダ』と決め付けないほうがいいでしょう」。
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