中村倫也が主演するドラマ「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)の第1話が、13日に放送された。
本作は、池井戸潤氏の最新作を映像化した戦慄(せんりつ)ミステリー。亡き父の故郷である山間の“ハヤブサ地区”に移住した作家・三馬太郎(中村)が、地元の消防団に加入したことをきっかけに、集落の奥底にうごめく陰謀に巻き込まれていくストーリー。(※以下、ネタバレあり)
ある日、亡き父から相続し、放置したままになっていた一軒家の様子を確認するため、山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れたミステリー作家・三馬太郎は、ハヤブサの豊かな自然に心をつかまれ、この地に移住することを決意する。
新生活を始めてまもなく、太郎は近所に住む同年代の青年・藤本勘介(満島真之介)や、山原賢作(生瀬勝久)、宮原郁夫(橋本じゅん)らハヤブサ地区の男たちに“消防団”への入団を勧められる。
一度は断ったものの、その直後、地区の住人・波川志津雄(大和田獏)の自宅で火災が発生。消防団の必死の消火活動を目の当たりにした太郎は、自分もハヤブサを守りたいという思いに駆られ、消防団への参加を決意する。
実はハヤブサ地区では、今年に入って不審火が続いており、団員たちは連続放火事件を疑っているという。
そんな中、連続放火事件の犯人ではないかという疑いの声が上がっていた山原浩喜(一ノ瀬ワタル)が、行方不明となる。
放送終了後、SNS上には、「第1話、面白かった。ハラハラ感が夏にピッタリで、毎週の考察が楽しみ」「中村倫也のひょうひょうとした演技が好き。いろいろと謎めいていて、今後も目が離せない」「生瀬さんや橋本さんたち消防団の活躍が良かった。消火の緊迫感など、ワンカット撮影のシーンは臨場感がすごかった」などの感想が投稿された。
また、終盤では、太郎ら消防団員が浩喜を捜索していると、池の底から遺体となった浩喜が浮かび上がってくる衝撃的な展開となった。
この場面について、「怖過ぎる! 浩喜のかわいらしい笑顔を好きになったばかりだったのに…」「見た目によらず、いい人だった浩喜が、1話目でこんなことになっちゃうなんて衝撃」「水面からバシャーッと現れる場面は、トラウマになりそう。浩喜を殺害したのは誰なんだろう?」といった声が集まった。