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今回のテーマは…

<横浜のココがキニナル!>
崎陽軒のシウマイに入ってる「ひょうちゃん」は、なぜひょうたん型になったのでしょう。現在何人ぐらいひょうちゃんがいて、新人ひょうちゃんはどれぐらいの頻度でどのように産まれる?(ドンガバチョさん)

 

ひょうちゃんといえば、しょうゆ入れ

崎陽軒のシウマイを買うと、ひょうちゃんのしょうゆ入れがついてくる。ハマっ子には馴染みのひょうちゃん。憎めない顔をしている。

ひょうちゃんは昭和30年に登場したというが、シウマイは昭和3年から発売がスタートしている。当時のしょうゆ入れはひょうちゃんじゃなかったのか?もっとひょうちゃんのことを知りたい!崎陽軒を訪れた。

 
崎陽軒横浜工場
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今回は工場見学ができる横浜工場に展示してあるひょうちゃんグッズを拝見しながら、ひょうちゃんについて話を伺うことにした。取材にご協力いただいたのは、広報・マーケティング部の柴田さん。

 

ひょうちゃんがついてくる商品は?

昔ながらのシウマイ
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ひょうちゃんのしょうゆ入れがついてくる商品は2種類ある。

まずは赤いパッケージが目印の「昔ながらのシウマイ」の15個入と30個入。6個入は一般的な弁当に入っているプラスチック製のしょうゆ入れがついてくる(羽田空港で扱っているものは、すべてプラスチック製)。

そしてもうひとつは崎陽軒のシウマイの味の決めてともいえる帆立貝柱が「昔ながらのシウマイ」に比べてより多く入っている、ちょっとリッチな「特製シウマイ」の6個入、12個入と22個入だ(こちらも羽田空港で扱っているものは、すべてプラスチック製)。

「昔ながらのシウマイ」の6個入(商品名は「ポケットシウマイ」)には、ひょうちゃんのしょうゆ入れがついてこない。これには理由があって、「ポケットシウマイ」は自宅や電車内で食べるケースが多いと想定し、プラスチック製のしょうゆ入れで対応し、6個以上入っている商品は、お土産として持参されることを想定しているからだそうだ。横浜土産ですと先方に手渡して、蓋を開けてみるとひょうちゃんがひょっこり。それだけで場が和むし、印象深い土産になる。

「昔ながらのシウマイ」(15個入と30個入)と、「特製シウマイ」(6個入・12個入・22個入)は、横浜工場で1日に約2万個生産されている。ということは同じ数のひょうちゃんが!すごい数だ。