ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs六角が7月15日(土)からTACHIKAWA STAGE GARDENで開幕した。
1999年7月から2008年3月まで「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されていた同名漫画を舞台化し、「テニミュ」の愛称で知られる。青学(せいがく)の越前リョーマを演じる今牧輝琉は「テニミュ4thシーズンとして3回目の夏。どんどん新しい学校が増えてきて、テニミュとしてもいろんな色が出てきた」と話す。今年4月にテニミュは20周年を迎えたが「20周年記念最初の公演をみんなでできることを嬉しく思います」。その上で「皆さまに最高の夏をプレゼントしたい。カンパニーとして、越前リョーマとしてもっともっと上にいきたいなと思います」。
青学(せいがく)の海堂 薫役・岩崎悠雅は「稽古で作り上げてきたものをやっと皆さまにお見せできることを嬉しく思っています。青学(せいがく)は手塚部長が不在の中、キャストも、役の一人ひとりもいろいろな場面で成長している姿が観られると思います」と見どころを語った。
六角の佐伯虎次郎役の松永有紘は「稽古が始まってからあっという間に初日。今はワクワクとドキドキといろんな気持ちが混ざっています。20周年という記念すべき年に携われていることは幸せなことだと思うので、その気持ちを味わいながら楽しみたいと思います」と意気込んだ。
「僕は夏にテニミュの公演をやるのは初めて。リアルに熱い夏になるのでは」と話すのは、氷帝の跡部景吾役の高橋怜也。「(今回、青学(せいがく)と対戦する)六角は氷帝とは真逆のチーム。公演自体も元気あふれる公演になっているので、僕も皆さまと一緒に楽しみながら公演できたら」とも話していた。
第一幕1時間30分、休憩20分、第二幕1時間10分(予定)。関東大会準々決勝の青学(せいがく)vs緑山、準決勝の青学(せいがく)vs六角の熱い試合模様が全31曲の歌とダンスで繰り広げられる。往年のテニミュファンはもちろん、初めて2.5次元ミュージカルを観る方にもおすすめだ。
東京公演は7月23日(日)まで。大阪、愛知、名古屋公演を経て、東京凱旋公演は8月26日(土)~9月3日(日)日本青年館ホール。
(c)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
取材・文:五月女菜穂