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大量かつ暴力的なニンニクの辛味によって、あのトラウマが甦る!チョモランマのときと同様、辛いを通り越して口の中が痛い! しかもニンニクの量が尋常じゃないので、いつになっても口の中からニンニクが減らないのだ。
この時点で「もう無理!」という言葉が脳裏をよぎる……。あれだけ苦戦した「ニンニクチョモランマ」なんて足元にも及ばないほど、生の刻みニンニクによって脳天をハンマーで殴られたような錯覚に陥る。
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一口目でほぼグロッキー状態になりながらも少しずつ食べ進めていくが、麺の量はなかなか減らない。それどころか麺がスープを吸いこみ、どんどん量が増えていくような錯覚まで覚える。
現実逃避のために横を見れば、木下と目が合い、「千葉さんなら食べられますよ!」と気持ちの入っていないエールが……。
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前回は唐辛子をいれても効果がなかったので、ホワイトペッパーを投入してみた。
うん、まったく変わらない!
それどころかスパイシーさを増してさらに食べづらくなってきた。
徐々に食べ進め、量が半分くらいになっていったころに、ズドン! と胃が熱くなっていくのが分かる。そして目の前がどんどん薄れていく……
……一瞬、昔かわいがっていた猫が見えたような? まさか……三途の川ッ!?
あかん……これはあかん……これ以上、このチャレンジを続けたら……。
そこで木下に「これ以上はちょっと無理ッス……」と伝えると、「3周年の意味がなくなっちゃうじゃないですか!」と激が飛んできた。
3周年の意味ってなんだろう?
意味がよく分からないが、ようは完食しろという言葉だけは認識できた。たしかにここで歩むことをやめてしまえば、はまれぽだけでなく、このチャレンジもここまで頑張ってきた意味がない!
頭の中で海援隊の名曲「声援」の「が~んばれ~ が~んばれ~」という歌詞を頭の中でリフレインしながら、箸を持ち直して食べ進め……
スープまで飲みほし……完食した!
何とか食べきったものの、ニンニクが胃を刺激してイスから立ち上がることができない。
店員いわく、これはニンニクマシマシの約30倍の量とのことで、関内二郎初のニンニクの量とのことだった。
はまれぽが3周年ということで、店員さんが3周年の「3」にあわせて30倍にしてくれたのだろうか? なかなかニクイ演出だが、ちょっとやり過ぎのような気がしないでもない。
余談だが、ニンニクチョモランマでは丸二日間、体からニンニクの臭いが消 えなかったが、今回は丸三日間は体から臭いが消えなかった。
風呂に浸かれば、湯船からニンニクの香りがするし、脱臭効果があるとされるリンゴジュースや牛乳、緑茶などはまったく歯が立たないくらい強烈なものだった。
取材を終えて
前回を遥かに超えるニンニクの量は尋常じゃないくらいに体にダメージを与えるのはこの記事を見てよくお分かりいただけたかと思う。
胃腸が頑丈なことが取り柄の筆者でもこのレベルなので、興味があっても絶対にマネしないでほしい。
また、いままで応援してきてくださったすべてのユーザーの皆さま、取材にご協力いただいた皆さま、この3年間ありがとうございました。
今後ともはまれぽ.comをよろしくお願いします。
※本記事は2013年11月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。
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