トム・クルーズ主演作『アウトロー』の続編企画が進んでいる。2作目の原作は、リー・チャイルドがこの秋に出版した「Never Go Back」だ。
「Never Go Back」で、主人公ジャック・リーチャーは、ヴァージニアの基地に戻り、知り合いの女性と食事をする約束をするも、彼が到着する前にその女性は逮捕され、リーチャーも身に覚えのない容疑をかけられる――。
監督、脚本家は未定。1作目の監督と脚本を手がけたクリストファー・マッカリーは『ミッション:インポッシブル』5作目の準備で忙しく、脚色作業にかかるのは、おそらく無理のよう。それでもクルーズとスタジオは、マッカリーに監督だけでも手がけてほしいと望んでいるようだ。
『アウトロー』1作目の世界での興行収入は約2億ドル。大ヒットというわけではないが、製作費が5700万ドルと控えめだったために成功だった。クルーズの次回作は、来年公開予定のSF映画『Edge of Tomorrow』。『ミッション:インポッシブル』5作目は2015年クリスマスの北米公開が予定されている。
文:猿渡由紀
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