(写真左より)林大成主将、サイモン・エイモーHC、鈴木貴士HC、平野優芽主将

9月5日、中国杭州で行われる『第19回 アジア競技大会』ラグビー日本代表選手団のメンバーが発表された。記者会見には男子セブンズ日本代表のサイモン・エイモーHCと林大成主将、女子セブンズ日本代表の鈴木貴士HCと平野優芽主将が出席、次のように意気込みを語った。

エイモーHC「『ワールドシリーズ』では学んで成長することにフォーカスしてきた。ただこれからはゲームに勝つことを身に付けていきたい。選手個々が強みを理解し、その強みをどうチームに生かすか見極めたい。最後のピースは相手の特徴を理解し、どう自分たちの強みを出すか」
林主将「結果の目標はもちろん優勝すること。アジアで自分たちが一番だという自信はある。結果だけフォーカスしてもわからないので、まず自分たちがまとまって各試合全力を出し切ることができれば結果は付いてくると思う。(『パリ五輪』アジア予選が行われる)11月まで日本として実力を見せ付けて、精神的に優位に立ちたい」
鈴木HC「久しぶりにケガから帰ってきた選手、15人制から戻ってきた選手がいるので、先月の『アジアシリーズ』、今回の『アジア競技大会』、次の『アジアシリーズ』の3大会をうまく使いながら経験を積ませて評価したい。目標の『五輪』でメダルを取るため、そこを見据えて強化していきたい」
平野主将「サクラセブンズの強みである個々の強みを生かしたアタックと粘り強くプレッシャーをかけるディフェンスで、前回大会に続き金メダルを獲得できるようにがんばりたい」

ラグビー日本代表選手団のメンバーは以下の通り。
【男子セブンズ日本代表】石田吉平(横浜キヤノンイーグルス)、石田大河(浦安D-Rocks)、奥平湧(三菱重工相模原ダイナボアーズ)、加納遼大(明治安田生命ホーリーズ)、ケレビ ジョシュア(豊田自動織機シャトルズ愛知)、谷中樹平(トヨタヴェルブリッツ)、野口宜裕(セコムラガッツ)、林大成(日本ラグビーフットボール協会)、福士萌起(日野レッドドルフィンズ)、松本純弥(浦安D-Rocks)、丸尾崇真(神奈川タマリバクラブ)、吉澤太一(レッドハリケーンズ大阪)
【女子セブンズ日本代表】大竹風美子(東京山九フェニックス)、大谷芽生(ながとブルーエンジェルス)、梶木真凜(自衛隊体育学校)、三枝千晃(北海道バーバリアンズ ディアナ)、須田倫代(追手門学院VENUS)、田中笑伊(ながとブルーエンジェルス)、堤ほの花(日本体育大学)、中村知春(ナナイロ プリズム福岡)、原わか花(東京山九フェニックス)、平野優芽(ながとブルーエンジェルス)、松田凜日(日本体育大学)、水谷咲良(東京山九フェニックス)

『アジア競技大会』7人制ラグビーは男子日本代表が9月24日(日)にタイ、シンガポール、女子日本代表は9月24日(日)にシンガポール、インド、25日(月)にホンコンチャイナとプール戦を開催。25日(月)・26日(火)は順位決定戦を行う。