NTTリーグワン2022-23 プレーオフトーナメント準決勝・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ×東京サンゴリアスより (C)スエイシナオヨシ

3年目の開幕戦も4強対決でスタートを切る。『NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23』プレーオフトーナメント準決勝の再現である。12月10日(日)にクボタスピアーズ船橋・東京ベイ×東京サンゴリアスと埼玉ワイルドナイツ×横浜キヤノンイーグルスがラインナップされたのだ。『NTTリーグワン2023-24』ディビジョン1の開幕戦全カードは次の通り。

【カンファレンスA】
12月9日(土) コベルコ神戸スティーラーズ×三重ホンダヒート ノエスタ
12月10日(日) 東芝ブレイブルーパス東京×静岡ブルーレヴズ 味スタ
12月10日(日)  S東京ベイ×東京SG 秩父宮
【カンファレンスB】
12月9日(土) 三菱重工相模原ダイナボアーズ×花園近鉄ライナーズ ギオンス
12月9日(土) トヨタヴェルブリッツ×ブラックラムズ東京 パロ瑞穂ラ
12月10日(日)  埼玉WK×横浜E 熊谷

開幕戦のカーディングについて、東海林一専務理事はこのように説明した。
「前2シーズンを踏襲した。開幕戦と最終戦に拮抗したゲームを作ろうということで、前年の同ファンレンスの1位と2位、3位と4位、5位と6位が当たるようにカーディングした。拮抗したゲームを開幕戦から楽しんでもらいたいという考え方。開幕戦では原則1位・3位・5位がホストになるようにした」

東海林専務理事は2月には『スーパーラグビー』上位陣とのクロスボーダーマッチを予定していると明かした。
「2月に試合がない時期があるが、このタイミングでクロスボーダーを考えている。現在詳細を詰めているところ。昨季の戦績の上位チームが複数来て、こちらも上位チームが複数参加する予定。上位チーム同士の交流戦という意味合いが強くなると思う。まずは交流戦として始まってよりチャンピオンシップに近付く形へ発展していくことをぜひ目指していきたい」

第2フェーズとなる2024-25シーズンは参加チーム増、試合数増を見込んでいる。
「2024-25シーズンはD1は12チーム、D2は8チームもしくは6チーム、D3は6チームの参加となるため、9月に新規参加チームが決まってから入替戦のフォーマットを決めたい。D1は16試合から18試合に増やしていく。ファンにエキサイティングな試合を提供するため、順次試合数を増やしていきたい」

さらに専務理事は「これから『ラグビーワールドカップ』が始まる。日本代表の大きな活躍を期待している。その盛り上がりを来季の『リーグワン』へつなぎ、さらに盛り上げられるよう運営していきたい」と誓った。

『NTTリーグワン2023-24』は12月9日(土)に開幕。D1は5月6日(月・祝)までレギュラーシーズンを戦い、5月18日(土)~26日(日)に上位4 チームによるプレーオフトーナメントを行う。D2・D3は5月5日(日)までレギュラーシーズンとなり、入替戦の日程は調整中。