『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』音楽)

テレビアニメ『ラブライブ! Schoolidolproject』に登場した作中歌・キャラクターソングを音楽リズムゲームとして遊べる本作は、アニメを知らない人でも十分に楽しめるようにわかりやすいインターフェースと直感的な操作性がバランス良く構築されています。

 

粗製乱造の傾向が見えるアニメファン向けの「版権タイトル」に多い「ゲームとしての本質が弱くてもいい」という業界の"キャラありき"という考え方を変えた作品でもあり、キャラクターや声優などのアニメ前提の魅力だけでなく、ゲームとしての魅力で輝いています。

アニメファンの作品愛を受け止めて最高の形で応えたKLab株式会社の開発陣は称賛に値するでしょう!

 

『光速軌道アバタードライブ』シューティング)

リリースから数ヶ月間、公式サイトすらなく大きなPR活動もなしに90万DLを突破している新感覚シューティング『光速軌道アバタードライブ』をオススメします。

 

本作は一般的なシューティングゲームとはシステム的に大きな違いがあり、ターゲットとなる敵キャラクターをタッチすることで攻撃を行います。

色の違う敵を順番に3体ずつタッチしていくことで強力な攻撃を行えるのですが、この力を溜め込んで一気にぶっ放す爽快感は一度体験すると病みつきになりますよ。


 

 

 

『Plague Inc.‐伝染病株式会社‐』シミュレーション)

25歳、仕事は経営コンサルタント、趣味で初めて作った低予算ゲームが全世界で大ヒット! なんとも夢のある話ですが、これは本作を作ったNdemic Creationsの実話なんです。

たった3人のフリーランスと共に作り上げた世界征服型シミュレーションゲームは、私たち人間に猛威をふるう実在するウィルスや病原菌をモデルにしています。

世界のどこかに発生した新種のウィルスが、風や小動物を介して静かに感染者を増やし、船や飛行機で全世界に広まるという"リアルリティのあるシミュレーション"が進行していく様子を眺めていると、まるで悪魔にでもなったような絶対的悪者の気持ちを味わえるのも本作の魅力だと言えます。

 

プレイヤー自身がカスタマイズした最凶のウイルスに全人類が為す術もなく滅びていく様は多くのスマホゲーマーに衝撃を与え、一部からは不謹慎すぎるとの批判も出た本作ですが、2013年にリリースされたシミュレーションゲームでは最高に面白いタイトルだと私は自信を持ってオススメできます。