第25回Wリーグ開幕記者会見に出席した選手一同 (C)Wリーグ

『第19回アジア競技大会(2022/杭州)』の次は、『第25回Wリーグ』だ。10月5日の女子バスケットボール決勝で女子日本代表は女子中国代表と対峙。4大会連続銅メダルの壁を越えて25年ぶり優勝を狙ったが、72-74で惜敗。第2クォーター序盤には最大17点差を付けられながらも食らい付き、第4Q残り14秒で林咲希主将(富士通)の3ポイントシュートで72-72の同点としたが、最後のチャンスを決められずに涙を飲んだのだった。同日には『FIBA パリ2024オリンピック世界最終予選(OQT)』の組み合わせが決定。日本は来年2月・ハンガリーにてスペイン、ハンガリー、米大陸予備予選1位と4チーム中3位までの本大会出場のキップを争うことになる。

『OQT』、そして来夏の『パリ五輪』へ向けて、選手たちはそれぞれの所属チームに戻り、『Wリーグ』で研鑽を積む。『第25回Wリーグ』が10月14日(土)に開幕するのだ。オープニングゲームの2週間前となる9月30日には『第25回Wリーグ開幕記者会見』を実施。36歳ながら現役復帰する吉田亜沙美(アイシン)とドイツ、イタリアを渡り歩きトヨタ自動車に復帰する安間志織は次のように意気込みを語った。

吉田「私自身バスケットができることがまず楽しみで、このチームで一緒に戦えることを本当にうれしく思う。早く開幕してほしい。久しぶりにユニフォームを着て、いろいろな選手に会えたことがうれしいし、このチームがどう成長していくのか期待してほしい」
安間「今季は『皇后杯』と『Wリーグ』、ふたつ取りにいきたい。昨季よりさらに強いチームになって全員でがんばりたい。私自身3季ぶりになるがすごく楽しみだし、すごく楽しい」

さらに昨季レギュラーシーズン1位ながら『京王 Presents Wリーグプレーオフ 2022-2023』セミファイナルでENEOSに敗れたデンソー・赤穂さくらが「目標は優勝です」と言い切れば、そのまま頂点まで駆け上がったENEOS・長岡萌映子も「今シーズンの目標は昨季と同様に2冠」とキッパリ。

『第25回Wリーグ』開幕戦は10月14日(土)・15日(日)にティップオフ。対戦カードはプレーステージ・インターナショナル アランマーレ×ENEOSサンフラワーズ・秋田県立体育館、シャンソン化粧品 シャンソンⅤマジック×アイシン ウィングス/トヨタ紡織 サンシャインラビッツ×東京羽田ヴィッキーズ・ブレックスアリーナ宇都宮、山梨クィーンビーズ×デンソー アイリス・鐘山スポーツセンター体育館、トヨタ自動車 アンテロープス×姫路イーグレッツ・名古屋市体育館、三菱電機×日立ハイテク・ノーリツアリーナ和歌山、新潟アルビレックスBBラビッツ×富士通 レッドウェーブ・白根総合公園 白根カルチャーセンターがラインナップ。チケット発売中。