2014年の洋画は大作揃い! 『マイティ・ソー』『アメイジング・スパイダーマン』『X-MEN』などのアメコミ系や『ホビット』『トランスフォーマー』などの人気シリーズの続編が目白押しな上に、『ロボコップ』『GODZILLA』などリブートものもラインナップ。その他、有名俳優の監督作や賞レースの有力作まで、2014年の注目作・話題作を季節ごとにチェックしてみよう。
冬:大作シリーズものVS.賞レースを席巻する実話系ドラマに注目
今年の賞レースを賑わせている『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『アメリカン・ハッスル』『ラッシュ/プライドと友情』など、70〜80年代の実話をもとにした注目作が続々公開に。そして『マイティ・ソー』『ホビット』『キック・アス』など、人気シリーズの最新作も登場。アツい映画を観て冬の寒さを吹き飛ばそう!
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』1月31日(金)公開
ディカプリオ、悲願のオスカー獲得なるか!?
マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオが『ギャング・オブ・ニューヨーク』『ディパーテッド』『アビエイター』『シャッターアイランド』に続き5度目のタッグ!
ウォール街で成功した後、証券詐欺で逮捕された男の栄枯盛衰を描く。レオは本作ゴールデン・グローブ賞を獲得。勢いに乗ってアカデミー賞もイケるか!?
『アメリカン・ハッスル』1月31日(金)公開
ジェニファー・ローレンスは今年もスゴい!
詐欺師がFBIのおとり捜査に協力するという、嘘のような本当の話“アブスキャム事件”を描いた注目作。
クリスチャン・ベールが九一分けヘアーの詐欺師、ブラッドリー・クーパーがくせ者FBI捜査官、そして詐欺師の妻役をジェニファー・ローレンスが演じている。ゴールデン・グローブ賞ミュージカル/コメディ部門で三冠達成!
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』2月1日(土)公開
シリーズ2作目で“ロキ様”大活躍!
『アベンジャーズ』のメンバーのひとり、ソーを描いたシリーズ第2弾。恋人ジェーンを助けるために宿敵ロキに協力を仰いだソーが、強大な敵に立ち向かう。
絶大な人気を集めてきた悪役ロキが、今回はほぼ主役状態。ロキ役のトム・ヒドルストンも日本のファンの間で“トムヒ”という呼称が定着するなど、ブレイク間違いなし。
『ラッシュ/プライドと友情』2月7日(金)公開
感動必至! アドレナリン全開のF1映画
情熱的で自由奔放なジェームス・ハントと冷静な頭脳派のニキ・ラウダ。対照的なレーサー2人がデッドヒートを繰り広げた1976年のF1グランプリを『アポロ13』のロン・ハワード監督が映画化。
エキサイティングなレースシーンとドラマチックな人間ドラマが融合した究極のF1映画となっている。声優を務めたのはKinKi Kids。
『エージェント:ライアン』2月15日(土)公開
“ジャック・ライアン”シリーズが復活!
『レッド・オクトーバーを追え!』のアレック・ボールドウィンから、ハリソン・フォード、ベン・アフレックと受け継がれてきたCIAスパイのジャック・ライアン役が、『スター・トレック』シリーズのクリス・パインにバトンタッチ。
ルーキー時代のライアンを描いたエピソードゼロとなっている。監督&悪役はケネス・ブラナー。
『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』2月22日(土)公開
ジム・キャリーがマスク姿で参戦!
通販で買ったコスチュームを着て“素人ヒーロー”となった少年の活躍を描いた『キック・アス』が戻ってきた!
前作の敵であるレッド・ミスト改めマザー・ファッカーが悪の軍団を結成。キック・アス、ヒット・ガールの前に立ちはだかる。正義のヒーロー、スターズ・アンド・ストライプス大佐役で参戦したジム・キャリーにも注目!
『ホビット 竜に奪われた王国』2月28日(金)公開
竜役はベネディクト・カンバーバッチ
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの前日譚である『ホビット』シリーズ第2弾。
ホビット族のビルボたちが凶悪なドラゴン“スマウグ”の住む山を目指す。スマウグの声とモーションキャプチャーでの演技を担当したのは、英国の人気俳優ベネディクト・カンバーバッチ。オーランド・ブルーム演じるレゴラスも本作から登場!