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寒い季節の悩みといえば、髪の静電気。指先だけじゃなく、セーターを脱いだときに、髪から“バチッ”となったり、デートのためにせっかくキレイにしたのにマフラーを外したら髪が顔にへばりついて……なんて経験は誰にでもあるはず。

不快に思いながらも「季節柄、しょうがない」と諦めてしまいがちだけど、実はしっかりケアすることで防げるって知っていましたか?
 

そもそもなぜ髪に静電気が発生するのか。パンテーンPR担当の早川恵さんに聞いてみたところ、主な原因は「髪の乾燥」だという。

「一口に乾燥と言っても、その原因はふたつ。まずは、大気中の湿度低下によるもの。髪の毛に最適な湿度は60%程度といわれていますが、冬場はこれよりも20%近く下がります。加えて、室内では暖房器具の使用でさらに湿度が低下してしまうので、髪が乾燥しやすいのです。

もうひとつは、髪のダメージによるもの。傷んだ髪は、キューティクルが剥がれ落ち、髪内部の水分や成分が流れ出してしまう状態、つまり潤いを保持する力に欠けているのです。この2つの原因によって髪が乾燥し、静電気が発生してしまいます」

毛が太いか細いか、硬いか柔らかいかという毛質は関係なく、セーターや帽子を脱いだときやブラッシングしたときなど、髪に対して摩擦が起きると発生しやすいのだそう。静電気そのものは有害ではないものの、髪がもつれて擦れあったりすることで、結果的にダメージを与えてしまうのだとか。その静電気を防ぐためには、髪の内部に働きかけるトリートメントを使うことがオススメ。乾燥を防ぐために効果的な使い方はありますか?