大岩剛U-22日本代表監督

11月9日、『国際親善試合』U-22アルゼンチン代表戦に臨むU-22日本代表26名が発表された。記者会見に出席した大岩剛監督は「我々U-22日本代表としては初の日本開催の試合、相手も非常に強いアルゼンチン代表。レベルの高い試合をしたいと思うし、観に来た観客に楽しんでもらえるワクワクしてもらえる試合をしたいと思う」と意気込みを語った。

U-22日本代表メンバー26名は次の通り。
【GK】12藤田和輝(栃木)、1佐々木雅士(柏)、23野澤大志ブランドン(FC東京)
【DF】4山崎大地(広島)、22内野貴史(デュッセルドルフ)、21大畑歩夢(浦和)、3西尾隆矢(C大阪)、5木村誠二(FC東京)、17バングーナガンデ佳史扶(FC東京)、2半田陸(G大阪)、25畑大雅(湘南)、15鈴木海音(磐田)
【MF】19近藤友喜(横浜FC)、20松村優太(鹿島)、13山田楓喜(京都)、18佐藤恵允(ブレーメン)、6川崎颯太(京都)、10鈴木唯人(ブレンビー)、7山本理仁(シントトロイデン)、8藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、14三戸舜介(新潟)、16松木玖生(FC東京)、26福井太智(バイエルン)
【FW】9小田裕太郎(ハーツ)、11細谷真大(柏)、24福田師王(ボルシアMG)

来春行われる『パリ五輪』アジア最終予選にあたる『U-23アジアカップ』に向けた進捗具合を問われると、大岩監督はこのように答えた。
「発足から2年近く経ち、我々は当初から一貫したスタイルでやってきた。いろいろな選手を呼び競争力を高め、レベルの高い相手との対戦を重ねた積み上げから選手のレベルアップを感じている。勝敗はあまり重要視していないと言うか、選手の成長具合を見ている。ピッチの中で攻撃的にふるまうスタイルでやって来た。前回のアメリカ遠征もそうだし、今回のアルゼンチン戦も我々のスタイルを貫きたい」

大岩監督は強豪との対戦を歓迎した。
「おそらく招集される選手はレベルの高いクラブでやっているし、南米の特有の個々の駆け引きのうまさ、スピード、技術のレベルの高さを感じられるチームなので、我々もコレクティブに対応しないと痛い目に遭う。しっかり準備したい」

日本での初試合、故郷清水での試合となる大岩監督は選手たちの好パフォーマンスを約束した。
「個人的には故郷でもあるので、注目してくれる方がほかの地域よりは多いかなという程度。私が実際プレーするわけではないので、チームをしっかりまとめて、みなさんにワクワクしてもらえるチームを仕上げる責任感を感じている」

『国際新親善試合』U-22日本代表×U-22アルゼンチン代表は11月18日(土)・IAIスタジアム日本平にてキックオフ。チケットはチケットJFAにて発売中。試合の模様はテレビ朝日系列にて生中継。21日(火)には完全非公開で2戦目を行う。