ほっとする、「いってらっしゃい」と「いってきます」
ゲストとのやりとりのなかで、
「ゲストからの質問に『わかりません』は言わないようにしているけれど、それが正解かはわからないのが難しいところですね。
ゲストとの一方通行にならないような会話をとっています。
『いらっしゃいませ』の言葉も言いません、それはこちらから発信するだけの言葉であって、そこに会話は生まれてこないので。」
とおっしゃっており、確かに東京ディズニーランドで、いらっしゃいませと言われた記憶がない気がしてきました!
どこのショップに入っても、いらっしゃいませ、ではなく、こんにちは、のような挨拶をしてくれますよね。
石津さんは、ゲストにいってらっしゃい、と言ったあと、ゲストにいってきます!と言われるとほっとする、と言われていました。
ゲストの笑顔や何気ない一言、それだけですごく嬉しいとも。
これからは東京ディズニーランドでいってらっしゃい、と言われたら積極的に、笑顔でいってきます! と言おうと思いました。
最後に、東京ディズニーリゾート35周年 “Happiest Celebration! ” を楽しみにしているゲストに対し、
「35周年を通して、1年間、たぶんたくさんの人たちが、夢と魔法の王国にいらっしゃると思うんです。
そういう中で私たちキャストは、ゲストひとりひとりのために、笑顔と言葉のキャッチボールで、ゲストにハピネスを届けていきたいと思います。」
とのことでした。
東京ディズニーリゾートを形作るのに、ゲストはもちろんのこと、私はキャストもとても大切な一員だと思います。
いつも優しく、親切にしてくれるキャストさんのことをこうやって知れる機会があるのは嬉しいことですよね。
みなさんも、東京ディズニーリゾートに遊びにいって、キャストさんにいってらっしゃい、を言われたら、元気よくいってきます! を言いましょう!
このなんでもない言葉のやりとりでも、ゲストとキャストをつなぐ魔法の言葉になるんですから。
©Disney(撮影 / YOSHI)