思わず『私だって家族のために尽くしてきたのに、こんな仕打ちなの?』と返したら『俺はお前たちのために残業も休日出勤も我慢してきたが、それに感謝したことがあるか?』と言われて黙るしかありませんでした。
家庭内別居になってからも夫は生活費を今まで通り口座に入れており、そういうのも、全部当たり前だと確かに思っていました。
謝るべきなのだろうけどそれも悔しく、電話はいったん切ったもののこれからどうすればいいのか、パニックになっています」(48歳/営業)
離婚する度胸なんてないだろう、そう思って相手を下に見ていると、思わぬ大打撃を受けるのが熟年離婚。
子どもが自立してふたりきりになったからこそできる選択であり、そこまで決断させたのは自分の姿にも一因があることは事実です。
夫の決意にどう向き合うか、現実をしっかりと受け入れる勇気が自分の今後を決めるといえます。
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