ライブアイドルシーンのみならず、アイドルシーン全体でも存在感を発揮するまいにゃこと小桃音まい師も登場!
実は、この日の中野サンプラザはかなり集客に苦戦していたのですが、その状況下でも「この中野サンプラザでワンマンライブをするのが私の夢です。その夢への一歩として、しっかりとこのステージでがんばります!」と力強い宣言をしていたまいにゃ、さすがの小桃音プロぶりでした。
個人的にはメジャーデビュー曲になったアッパーチューン、『BANG BANG鼓笛サンバ』での旗振りにはガツンとやられました。民族大移動系アイドルと呼ばれるだけあって、統率力も群を抜いています。まいにゃなら、サンプラザワンマンも実現させそうな気がします!
最後にご紹介するのが、今回のイベントのトップバッターと大トリを務めるという大役を果たしたCANDY GO! GO!です。長丁場のイベントということもあってか、トップバッター時と大トリ時では全く違った衣装だったのは気合いが見えました。大トリの時には緊張もほぐれていてかなりフリーダムなステージングになっていましたね。
トップバッター1発目に披露した『おとなの事情』は何度となくMCで拾われて、今回のイベントのテーマソング的な扱いになってましたし(笑)、後半に披露された代表曲のひとつ『そしてまた逢えると云うよ』はやっぱり名曲でした。
以前もU.M.Uアワードに東京代表として出演した際にファンの方がかなり盛り上げていたんですが、今回もファンの方がガンガンに盛り上げてましたね。
実は2010年の結成直後あたりにも何度か拝見しているのですが、その頃と比べると迫力や説得力が段違いに成長しています。さすが、数限りないライブで鍛えただけあるなあ…と感心していました。そうそう、新メンバーの菜月アイルちゃんがすっごいカッコいいですね。どんどん進化しているグループです!
さて、こうやって見ていくと、現在のアイドルシーンは数多くの方向性や価値観を持ったグループで出来ていることが分かります。今回のイベントは、アイドルシーンの中に存在するかなりいろいろな方向性のグループを一堂に会した、という印象です。これはこれで、見本市的な意味でも興味深いイベントになっていました。
ただ、出演グループの色合いが多少散漫になってしまった感も否めません。個人的には、X21のような清純派グループに、正統派アイドルも見れるようなイベント、憧れの美少女グループを集めたイベントが見てみたい!と感じていました。
とは言え、これはひとつの案にすぎません。これだけの大会場を使ったイベントですから、可能性は無限大ですよね。これから2回、3回と続けていってくれたらいいなぁと思います。今回のレポートは以上です!