「ずっと仲のいい男友達がいて、バーで働く女性と浮気しているのは知っていました。

『妻は俺のことを男として見てくれないから』といつも言っていて、子どもが3人いれば育児で大変だろうしそんな余裕は奥さんのほうにもないだろう、とは思っていましたね。

うちも2人の子どもがいて毎日てんやわんや、妻の金切り声に子どもたちの嬌声に、夫婦として落ち着いた時間を過ごすなんてなかなか叶いません。

それでも家族のためにと俺は仕事をがんばっていたけれど、ある日妻が『○○さんのとこ、クルマを買い替えるって。稼ぎがあるといいよね』と話す姿にカチンときてしまい、『稼げない夫で悪かったな』と言い返して喧嘩になりました。

その男友達に電話して愚痴っていたら飲みに誘われて、冷めた空気の妻を置いてキャバクラに行ったのが間違いでした。